【2024年最新】ドローンをはじめるための4つのステップ!資格に関することから操縦練習までやさしく解説!

ドローンの活躍の場が大きく広がり、空撮やドローンレースといった領域のみならず、運送や点検などといった産業ドローンの活躍も増えてくることが予想される2024年。

様々な業界で

少しずつ社会に溶け込んできているドローンですが、

「ドローンで空撮動画を撮影するにはどうしたらいいの?」

「ドローンを使った仕事や職業って実際にあるの?」

「ドローンを使ったスポーツとかあるんだろうか?」

「ドローンに興味を持ったけど、何からはじめたらいいかわからない」

といった様々な疑問があるかと思います。

今回は、ドローンにはじめてふれていく方のために「ドローンをはじめる4ステップ」として、要点をまとめてみました。

ひとつひとつ、よくある質問や疑問を元に分かりやすいように解説していきますので、ぜひお付き合いいただけたら嬉しいです!

(写真:ドローンジョプラスメンバー撮影)

ドローンをはじめる4ステップ!

1、守るべきルールや法律を知ろう!

ドローンに関する定義とルールは?

ドローンに関するルールは「航空法」にまとめられており、その中で「ドローンとは何か?」についても定義されています。

航空法において、航空機は「有人航空機」(ひとを載せる航空機)と「無人航空機」(飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの)に分けられており、ドローンは「無人航空機」に分けられます。

この「無人航空機」にはラジコンや農業散布用ヘリコプターなども該当しますが、100g未満の重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)のものについては規制の対象ではありません。

この「無人航空機」に関する飛行ルールも国土交通省のサイトにまとめられているので、ぜひ下記のリンク先を参照してみてください。

無人航空機の飛行禁止空域と飛行の方法(国土交通省HPより引用)

航空法の改正(2022年)により、何が変わったのか?

「航空法」は2022年6月20日と2022年12月5日に大きく変わり、

「機体登録の義務化」「有人地帯の目視外飛行(レベル4飛行)の解禁」

について、ルール変更が加えられています。

それぞれについて、以下で簡単に紹介していきます。

①「機体登録の義務化」

これはイメージ的に自動車でいう「ナンバープレートの登録」のようなものです。

それぞれの機体に登録記号が発行されることにより、誰が所有者・使用者なのかを機体と紐づける制度になります。

この「機体登録」はオンラインですべて手続きすることができるので、非常に手軽に作業することができます。

また、同時にリモートID機能の搭載も行う必要があり、この「リモートID」は警察が機体登録している機体かの確認を遠隔で行うために必要となります。

②「有人地帯の目視外飛行(レベル4飛行)の解禁」

「有人地帯の目視外飛行(レベル4飛行)の解禁」はドローン業界にとって大きな節目となる法改正で、都市部などの人の多い場所でドローンが目視できないようなところでも遠隔操作することが可能になりました。

これに伴い3つの制度がスタートしました。

1.機体認証

2.無人航空機操縦者技能証明

3.運航ルール

これらを自動車に例えると

「1.機体認証」は車検を通っている自動車であること

「2.無人航空機操縦者技能証明」は運転者(操縦者)が自動車の運転免許を持っていること

「3.運航ルール」は事前に旅行ルートを警察に申告して、ドライブの記録をつけること、事故があったら報告することとけが人が出た場合は救助活動を行うこと

というようなイメージとなります。

ただし、この3つの制度は「特定飛行」と呼ばれるリスクの高い飛行をする場合に適用され、詳細については以下の国土交通省HPの内容をご参照ください。

無人航空機の飛行許可・承認手続(国土交通省HPより引用)

定期的に情報のアップデートをしよう!

近年ドローンに関する法律は急速に整備が進められているので、定期的に勉強する時間をつくって最新情報を知っていることが大切になります。

まずはじめにルールを知りたい場合は、自分で調べることもよいですし、ドローンスクールなどに通って集中的に学ぶこともよいでしょう。

また、ドローンジョプラスのように、定期的に勉強会を開催しているドローンコミュニティもあるので、ぜひ調べて参加してみるといいかもしれません!

ちなみに、ドローンジョプラスで開催している勉強会はメンバーでなくても参加可能でゲストを招待してドローン業界の動向や最新情報に触れられる貴重な機会となっています。

ぜひ、情報のアップデートをする機会としてご参加いただけたら嬉しいです。

(写真:東京の表参道にある国際連合大学で開催された勉強会の様子。詳細はこちら

2、ドローンの資格をとろう!

ドローンの資格取得に必要なことは?

ドローンの資格は数多く存在しますが、ポイントとなるのは

国土交通省が認定した資格を取得すること

で、「国家資格」を持つことによって、ドローン飛行に関する申請・許可が省略されることによって、特にドローン業界で活躍の場を広げようとされている方には有利になる可能性があります。

今回は代表的な国土交通省認定資格について、「国家資格」と「民間資格」に分類して、表にまとめてみたのでご参照ください。

資格名管理団体
【国家資格】一等無人航空機操縦者技能証明一般社団法人日本海事協会
【国家資格】二等無人航空機操縦者技能証明一般社団法人日本海事協会
【民間資格】無人航空機操縦技能証明証証一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)
【民間資格】ドローン操縦士回転翼3級一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)
【民間資格】DJIキャンプスペシャリスト無人航空機システム訓練センター(UTC)
【民間資格】ドローン操縦士ドローン教習所/ドローン検定協会
【民間資格】DRONEフライトオペレーター一般社団法人ドローン撮影クリエイターズ協会(DPCA)
【民間資格】UAVフライト技術証明書一般社団法人日本UAV利用促進協議会(JUAVAC)

続いて「国家資格」の取得方法ですが、大きく分けて2つあります。

  1. 登録講習機関の認定を受けたドローンスクールで講習を受けてから指定試験機関で試験を受ける
  1. 指定試験機関で試験を受ける

「1」の方法はドローン操縦経験がない初心者が資格取得する際の流れで、

一等ライセンスで68〜78時間、二等ライセンスで20時間〜25時間

の講習を受ける必要があります。

「2)」の方法は、すでにドローンスクールなどで民間資格を取得しているドローン操縦経験者が資格取得するときの流れになります。

登録講習機関の認定を受けたドローンスクールは、国土交通省のHPに一覧がありますので、そちらをご確認ください。

また、ドローンスクールを選ぶポイントについてまとめた記事がありますので、参考にしてもらえたらと思います。

ドローンスクールを独自比較!おすすめのスクールを選ぶポイント

空撮や点検や物流、警備、災害などのドローンを活用する仕事に従事したいという方やドローン活用の幅を広げてドローンビジネスで活躍していきたいといった方にとって、ドローン資格の中でも国家資格を取得する方がメリットが大きいです。

趣味としてドローンを扱っていきたいという方は、知識や操縦スキルを身につけるために二等ライセンスや民間資格を取得するとよいかもしれません。

3、ドローンの購入と機体登録をしよう! 

ドローンってどんなものがあるの?

ドローンの資格を取得後は練習をするための機体を入手する必要があります。

練習するにも、ご自身のドローン利用の目的にあったものをチョイスしていくことが大切になってきます。

主なドローンの種類として、

 ・トイドローン

 ・空撮用ドローン

 ・競技用ドローン

 ・産業用ドローン

 ・水中ドローン

など、多岐にわたるので、ご自身の使用目的に合わせて選んでみてください。

機体の入手方法としては「購入」と「レンタル」の2つがあり、使用頻度や利用目的に合わせた選択ができるようになってきています。

詳しくは、ドローンの種類や機体入手のポイント(購入方法や購入した場合の機体登録まで)をまとめた記事がありますので、こちらを参考にしてください。

ドローンはどこで購入できる?目的に合わせて購入しよう!

4、ドローンの操縦練習をしよう!

ドローンの操縦練習する際に注意すること!

ドローン屋内練習

ドローンの練習は、まずは屋内練習からはじめてみるのがおすすめです。

屋内は航空法の対象外なので申請は必要ないことから手軽に練習でき、自宅やドローン専用の屋内練習場施設などが練習場所として適しているかと思います。

屋内で練習する際は、ドローンの機体や家具、施設を傷つけないように軽量かつプロペラが保護されたようなトイドローンなどの機体で練習することがおすすめになります。

ドローン屋外練習

屋内での練習で安定した飛行ができるようになったら、屋外で練習してみてはいかがでしょうか。

雨、風などの気象条件はもちろん、電波塔等の電波が乱れる施設が近くにないか確認し、人や建物から30m以上離れているかどうか、飛行禁止区域にあたらないかどうか調べてから練習しましょう。

事前調査には飛行禁止区域かどうか調べる無料アプリを活用する方法がありますし、万が一に備えて近隣の方や関係する施設、公共機関などに確認・連絡を事前にとっておくとよいでしょう。

また、ドローン専用の屋外練習場施設は有料の施設や無料の施設が各地にありますので、ぜひ活用してみるとよいでしょう。

なお利用に際して、国土交通省への申請や自賠責保険加入の必要があるかどうかは、事前に施設に問い合わせしましょう。

(写真:兵庫県淡路島で開催したドローン企画の様子。詳細はこちら

練習の際ですが、屋外に出ると様々な要因が重なることから操縦難易度があがり、ある程度の操縦経験が必要とされる場面も出てくるかと思います。

そういったときにサポートしてくれる経験者の方と、はじめのうちは一緒に練習することをおすすめします!

コミュニティサイトや趣味サイトなどでも募集していることがありますので、ぜひ調べてみてください。

もちろん、「ドローンジョプラス」でも練習会や操縦体験会、勉強会など、操縦経験が豊富なドローンパイロットと情報交換しながら練習できる機会もありますので、気になった方は公式LINEなどをご確認ください。

まとめ:ドローンを一緒に楽しんでいきましょう!

今回は、初心者がドローンをはじめるために必要な手順を大きく4つのステップに分けて紹介させていただきました。

今回の内容が、

「ドローンの練習をしていきたい!」

「ドローン好きな方とつながっていきたい!

「さらに詳しいことを学んでいきたい!」

「ドローンの最新情報や業界知識を学んでいきたい!」

と思うきっかけになったら嬉しく思います!

よりドローンを知りたい・練習したいと思った方はぜひ「ドローンジョプラス」に遊びに来てください。

ドローンの基礎知識や操縦スキルが学べる「勉強会」だけでなく、

ドローンに関する情報交換やゲストを招いて講演会を行う「メンバーミーティング」

ドローンを屋内や屋外で練習する「練習会」

ドローンを持って女子旅をする「ドローン企画」

などを開催しています。

また、企業とタイアップしてドローンの案件を紹介していますので、ドローンを使った仕事をしてみたいと思っている方にも、経験豊富なドローンパイロットの補佐という形で仕事の実績を積むことができます。

ドローンのことで、知りたいこと・実現したいことなどがあれば、ぜひ「ドローンジョプラス」まで!

☆ドローンジョプラスへのお仕事の依頼はこちらまで☆
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