2年ぶりに京都の祇園祭が一部開催!ドローンって飛ばせるの?

緊急事態宣言があけましたね!
国内旅行を考えられている方も多いのでは?
2年ぶりに京都の一大イベント、祇園祭が一部開催されます。
祇園祭は疫病を鎮めるためにはじまったと言われています。
伝統的な行事が再開するのは嬉しいものです。
人混みを避け上空からの景色を見てみたいと思われる方もいるのでは?
そもそも、ドローン飛行はできるのでしょうか?
注意すべき規制は?
ドローン規制についてご紹介します。

 

祇園祭の由来

祇園祭は1000年以上の歴史があります。
祇園祭の由来は遡ること平安時代。
都に疫病が流行し、疫病を取り除くために始まったと言われています。

祇園祭は7月1日から31日までの期間に行われ、多彩な祭事が行われます。
特に毎年同じ日程(7月17日、24日)で行われる「山鉾(やまほこ)巡行」は祇園祭の中で一番の見どころです。

山鉾は形が違います。
それぞれの違いは松の木が立てられているものが山、真木(しんぎ)に鉾が付けられているものが鉾です。

 
出典:京都公式ホームページより

山鉾とは祇園祭の際に用いられる神輿(みこし)や神輿屋台のようなもので、災厄をもたらす疫神を鎮めるために町中を練り歩きます。
その中でも、鉾(ほこ)の進行方向を変える「辻廻し(つじまわし)」で、約12tある鉾がゆっくりと方向転換する様子は壮大です!

残念ながら、新型コロナウイルスの影響で、2021年の山鉾巡行は中止となりました。
再開されるのを楽しみにしています。

祇園祭の詳細ページはこちら。
https://ja.kyoto.travel/event/major/gion/

 

ドローンは飛ばせるの?

祇園祭でのドローン飛行は禁止されている?

祇園祭の催事が行われる八坂神社は、2015年6月にドローンなどの無断飛行を禁止にしました。
これは2015年4月に国の重要施設の1つである総理大臣官邸の屋上で、所有者不明のドローンが発見された事件がきっかけと言われていますが、メディアでも取り上げられ、世の中に衝撃を与えました。

また、ドローンなどの無人航空機は、催し場所での飛行が禁止されています。
飛行させたい場合には所定の手続きを行い、事前に国土交通省の承認を得る必要があります。

ドローンを扱う人は、ドローンの操縦スキルを磨くだけでなく、ドローンに関する法律や規制の知識を入れることも大切です。

今日のドローン規制

ドローンに関する規制は目まぐるしい早さで変化しています。
詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

規制の多くは国土交通省が発行している航空法に基づいています。
規制について調べても分からないことは、電話で問い合わせをすることができます。

国土交通省の電話対応窓口はこちら。
・電  話 : 0570‐783‐072
・受付時間 : 09:30~18:00(平日のみ)

 

最後に

新型コロナウイルスが徐々に収束し始め、日本の伝統的行事が再開されつつあります。
疫病を鎮めるために始まった祇園祭。
これ以上新型コロナウイルスが蔓延しないように、感染対策を徹底しながら、参拝したいです。

また、ドローンに関する規制は日々更新されています。
ドローンを飛ばす人も、周りにいる人も安全に楽しく過ごすために、しっかりと規則を守りましょう。

 

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