太陽光発電設備と聞いたら、ソーラーパネルを連想する方が多いのはないかと思います。
環境にやさしくて家の屋根にも設置でき、自家発電ができるので魅力的ですよね♪
しかし屋外に設置している分雨風の影響もあるため、劣化がないか日々の点検作業が必要ですよね。
そこで今回は、そんな太陽光発電設備の点検をドローンで行うことが出来る記事について紹介いたします。
▶シーテックがドローンで攻勢! 太陽光発電向け点検事業を全国に拡販
今回ご紹介するのは、株式会社シーテックという会社がドローンを用いた太陽光発電設備の点検をスタートしたというものです。
ドローンには赤外線カメラを搭載し、太陽光発電設備のパネル部分の温度を測定します。
太陽光パネルの温度は、光の当たり方によっては差はあってもさすがにパネル1枚の中で温度差が生じることはほぼありません。
そんな温度差を感知し、異常を発見することが出来ます。
温度差が生じる原因はコネクタやケーブルの断線・裂傷やガラス割れが多く、精密検査が必要な場合は画像や図面を出すこともできるそうです。
こうして点検を行なった結果は、クラウド上のデータセンターに送信します。
送信したデータを検査報告書として作成し、作業者の手元にやってくるという仕組みです。
このクラウド化はエナジーソリューションズ株式会社と連携して開発し、見事IoT化を実現していました。
太陽光発電設備だけでなく工場の屋根や橋、煙突といった様々な点検箇所での使用を想定しているそうです。
点検を目的としたドローンの活用は、他にもいくつかありそうですね。
過去にはインフラについてもご紹介させて頂きました。
[clink url=”https://drone-girls.com/lets_drone/drone_-inspection/”]
やはり近年増えてきている、自然災害による設備の老朽化が問題となっている地域が多いようです。
ドローンを活用することで得られるメリット(コスト・工数削減、危険地帯に人が出入らない など)はいくつもあり、これからも様々な用途に使われてきそうですね。
もちろんシーテック株式会社も今回の点検スタートをきっかけに、全国への拡販を進めていくそうです。
趣旨と異なるかもしれませんが、面白い記事を1つさらに紹介させていただきます。
「ソーラーパネルとドローン」と聞いてわたしが一番初めに思ったのは、
「ドローンにソーラーパネルを取り付けて半永久的に飛べるのではないか?」
ということでした。
我ながら画期的だなぁと思いネットサーフィンをしていたところ、案の定同じようなことを考えている人がいました。
それがこちら、「ソーラードローン」です。
▶ソーラードローンの輝く未来がやってきた
他にもユニークなドローンがあったらぜひ教えてくださいね♪