これで解決!ドローン飛行可能空域検索アプリ「OpenSky」!

ドローンってどこで飛ばせるの?
という質問は後を立ちません。

先日は、その答えの一つとして、
千葉県市原市にオープンしたドローン広場をご紹介しました。

 

この疑問は、海外ならより多くなります。
どこで飛ばしていいの?
法律は?申請は?

そんな悩みを一発で解決する便利なアプリが登場しました。

 

「OpenSky」とは?

Googleの兄弟会社でありドローン配送会社のWing Aviationは、
スマートフォンアプリ、「OpenSky」をリリースしました。
AndroidとiOSどちらも使用可能、さらに無償提供だそうです。

このアプリは、
どこでドローンを飛ばせるかを
地図上で検索できるアプリです。

今回はアメリカが対象地域としてリリースされました。
連邦航空局の協力を得て実現したものです。

オーストラリアでは2019年から
CASA(Civil Aviation Safety Authority、民間航空安全局)の
サポートを受けて公開されました。

現在検索可能なのは、
アメリカとオーストラリアの2カ国となります。

このアプリは、単に飛行可能な空域を検索するだけではありません。
なんと、飛行許可が必要な場合は検索時に申請が可能なんです。

今まで数週間とかかっていたプロセスを
アプリでワンタッチで可能にした革新的アプリとなっています。

航空局の協力があっての賜物ですね。

使用者のお手軽さに加え、
申請を受ける側の対応の労力を考えると、
非常に省力化になっていると言えます。

ドローン配送会社であるWing Aviationが
なぜこんなに便利なアプリを提供したのか。

それは、
「規制遵守と空を安全に共有することが商用的ドローンの普及に繋がるから」
だそうです。

多くの人の生活のメリットに貢献する一手、素晴らしいです。

視覚的に、そして簡単に
検索→申請が行える同アプリは今後のドローン需要を
加速させるものになるでしょう。

 

「OpenSky」使用方法!

 

この「OpenSky」の使用方法は至って簡単です。
上部の動画からも使用方法は確認できます。

●使用方法

アプリ上で検索する地図上の範囲を選択します。


・使いたい日時
・使用時間
・飛ばす高さ
を入力します。


入力した条件で使用可能な地域・施設など
検索結果の詳細が表示されます。


申請が必要であれば、飛行許可の申請をします。
以上。

これだけ簡単な操作なら
誰でも、どこでも使用できそうです。

 

旅行のお供に!

ドローンで旅の写真を撮影するのは、
今やSNSで盛り上がる定番です。

しかしながら、
冒頭でも記述したように
「ここで飛ばして大丈夫かな…?」
と不安になることもあるでしょう。

さらに言えば、
海外旅行で勝手がわからず、
ドローンの飛行を諦めてた人も多いのではないでしょうか。

そんなときに「OpenSky」を使用すれば、
簡単に飛行可能な空域を調べることができるんです。

特にニューヨークのような人口密集地帯では規制が厳しく、
旅行者が気軽にドローンを飛ばせない地域です。

そもそも旅行者が数週間かかる申請を出すのは
なかなか現実的ではありません。

こういった手間暇が、アプリで短時間で申請・利用可能になれば
ドローンへ抱いていたハードルの高さが下がること間違いないでしょう。

今回のリリースで、
ドローンユーザーの旅行先に
アメリカとオーストラリアが有力候補に上がったのではないでしょうか。

 

最後に

今後「OpenSky」が普及すれば、
ドローンの活性化に一役買って出ることは間違いないでしょう。
また、「OpenSky」に情報を提供することで
地域活性化にも貢献すると考えます。

欲を言えば、Googleの兄弟会社とのことなので、
GoogleMAPとの連携が待ち遠しいところです。

より気軽に検索されることが増えるでしょう。

飛ばして良い地域を気軽に調べられるようになれば、
新しくドローンにチャレンジする人も増えることが期待されます。

また、旅行でドローンを利用する人は
「OpenSky」に対応しているかどうか、
が今後の旅行先の選定基準にもなりそうです。

こうなってくると、
日本でのリリースが楽しみです。

 

 

Translate »