皆さんは、さくらんぼの旬な時期を知っていますか?
品種によって異なりますが、5月〜7月ごろと言われています。
そのため、この6月が一番の食べごろと言えるでしょう。
この時期さくらんぼ農家では、ドローンが大いに活躍しています。
受粉をドローンで行うことで、作業に対する負担も減り、収穫率も上がるという報告も見られています。
そこで、さくらんぼ農家で大注目されているドローンの活躍を紹介します。
さくらんぼの美味しい季節がやってきました。
種類によって収穫時期は若干異なりますが、通常栽培では6月中旬から7月下旬、温室栽培では4月下旬から6月上旬とされています。
6月の、今の時期がさくらんぼを一番美味しく食べることができます。
さくらんぼの旬の時期は短いため、今食べることをおすすめします。
さくらんぼをスーパーで買う時や、さくらんぼ狩りに行った時に、みなさんは何を見て買いますか?
せっかくなら、美味しいさくらんぼを選びたいですよね。
選び方のポイントは、色とツヤです。
果皮がツヤツヤしていて、実が大きく締まっているものを選びましょう。
なるべく全体が赤く着色しているものが良く、完熟すると黒くなる品種もあります。
果樹の生産は、ミツバチなどの花粉を媒介する昆虫が用いられています。
ただ、地球の温暖化の影響もあるのか、ミツバチの大量死が各地で発生しており、花粉を運んでくれる昆虫の数が減少しているという危機も起こっている現状です。
その危機の中で、ドローンが果樹の生産に活用され、様々なところで研究発表されています。
今回、調べた中で気になった研究は、秋田県で産業用ドローンを開発販売する東光鉄光株式会社と農業高校が共同研究している「ドローンを活用した果樹の受粉作業」に関する報告です。
農業用ドローンでの溶液受粉により実の数が増えたという資料です。
▶ハイテクセミナー資料(鳥潟)
昆虫での受粉以外にも、人の手によって受粉することもあり、それには膨大な時間と労力がかかります。
それらの課題を解決すべく、ドローンを使った花粉交配の技術開発が進んでいます。
ドローンを使うことで、労働負担軽減と時間短縮ができます。
東光鉄工と農業高校が共同で開発したこの技術は、受粉作業時間を10分の1に削減し、作業負担の軽減が評価され、農業情報学会などが主催する「農業イノベーション大賞2021」で優秀賞を受賞しました。
▶ハ東光鉄工 「農業イノベーション大賞」優秀賞を受賞
これは、青森の高校が秋田の企業と協力して実証実験を行ったものです。
ドローンを使って、特別な溶液に花粉を入れて散布し、りんごとさくらんぼで実験をしているのですが、受粉作業の時間が10分の1に削減されました。
他にも、いろんな研究成果が調べると出てきますが、どれも時間短縮において立証されており、さらにドローンの活躍に期待です。
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さくらんぼの季節は今です。
6月がちょうど旬になるのでお店へ探しに行くと購入できますね。
美味しいさくらんぼを食べようと思った時に、農家の人がどれだけ労力を注いで作られていたのかが分かってきました。
ドローンが農業の発展に繋がっていく事に、今後も期待です。