ドローンも関係が深い!数年後にはやってくる空飛ぶクルマ実現化

昔、ドラえもんやSF映画を見て、未来には車が空を飛ぶ時代がやってくると想像していた人もいるのではないでしょうか?
そんな時代へ着々と近づいていると感じるニュースを発見しました。
なんと、2023年に空飛ぶクルマの実用化に向けて動き出しています。
空飛ぶクルマの飛行を想定して、ドローンや飛行機などと衝突回避するような仕組みも考えられているようです。
そんなドローンと空飛ぶクルマについて、気になったのでまとめました。

 

 

空飛ぶクルマとは

空飛ぶクルマの明確な定義はない

出典 :経済産業省ウェブサイト

誰もが憧れを持つ空飛ぶクルマ。
どんなものが空飛ぶクルマと呼ばれるものなのでしょうか。

・明確な定義はないが、「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」が一つのイメージ。
・諸外国では、eVTOL(Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft)やUAM(Urban
Air Mobilty)とも呼ばれ、新たなモビリティとして世界各国で機体開発の取組がなされている。
・我が国においても、都市部での送迎サービスや離島や山間部での移動手段、災害時の救急搬送などの
活用を期待し、次世代モビリティシステムの新たな取り組みとして、世界に先駆けた実現を目指している。

引用:https://www.mlit.go.jp/common/001400794.pdf

国土交通省航空局によると、空飛ぶクルマの明確な定義はまだないようです。
そのため、電気自動車をベースに作られたもの、人が乗れるようにしたドローン、翼を持つタイプならセスナ機の小型飛行機のようなものなど、開発者が空飛ぶクルマだと主張すれば、空飛ぶクルマになります。

また世界中で注目されていることもあって、呼び方も様々です。
日本では「エアモビリティ」と呼ばれていることが多いようですが、海外では「Skycar(スカイカー)」「Aircar(エアカー)」「Urban Air Mobility(アーバン・エア・モビリティ)」など、今のところ決まりはありません。

ちなみに、空飛ぶクルマと調べて良く出てくるVTOLやeVTOLとは、空飛ぶクルマの飛び方になります。
「VTOL」(Vertical Take-Off and Landing aircraft)は垂直離陸機、「eVTOL(electric Vertical Take-Off and Landing)」は電動垂直離着陸機でVTOLの電動タイプのことです。
空飛ぶクルマの中でも実証実験が重ねられていて、活発に開発が行われています。

 

日本での空飛ぶクルマ開発に注目

出典:経済産業省ウェブサイト

空飛ぶクルマにはいろんなタイプがありますが、中でもドローンをそのまま乗車可能にしたタイプの開発が特に進められているようです。

空飛ぶクルマの実現に向けて、日本では株式会社SkyDrive(スカイドライブ)やテトラ・アビエーション株式会社などのベンチャー企業が、eVTOLを開発して注目されています。

他にも、トヨタがアメリカのJoby AviationとeVTOLの開発で協業していたり、日本航空(JAL)と住友商事がアメリカのBell TextronとeVTOLを活用したエアモビリティ分野で業務提携を発表しており、日本と海外のコラボレーションも活発なようです。

まさに、日本に限らず世界全体が空飛ぶクルマに注目していることが分かりますね。

 

2023年空飛ぶクルマ実用化に向けて

ドローンや空飛ぶクルマ、衝突回避へ

空飛ぶクルマの実用化に向けた気になるニュースが最近ありました。
それは、ドローンや空飛ぶクルマの衝突を回避し、安全に飛行できるように政府で考えているという内容です。

ドローンは地上から150メートル以下を飛ばすのが原則で、ヘリコプターは通常、建物から300~400メートル高い場所を航行する。一方、ビルの屋上などを離着陸する空飛ぶクルマは、地上100~250メートル程度の高さを飛ぶことが想定されている。通常の飛行高度は異なるが、離着陸時や緊急飛行などの際には、こうした機体が同じ高さを飛ぶと想定される。

引用:https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210924-OYT1T50284/
出典:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC093LX0Z00C21A7000000/

確かに、ヘリコプターや空飛ぶクルマ、ドローンがぶつかる可能性も高いため、空のインフラ整備も必要になってくると思いました。

現在、空飛ぶクルマの実用化に向けて、互いに位置を把握して自動で衝突を回避する仕組みや、地上に情報を集め状況に応じて指示を出すなど対応を想定されているようです。
こうして着々と空のインフラ整備が世界中でなされていくのですね。
2025年の大阪・関西万博では、開催地である人工島・夢洲(ゆめしま)と関西、神戸の両方の空港を空飛ぶクルマが結ぶことも想定されているようです。

 

大阪でエアータクシーサービス実装計画

出典:https://skydrive2020.com/air-mobility

中でも株式会社SkyDrive(スカイドライブ)は、2025年の大阪・関西万博でエアータクシーサービス実現に向けて大阪府と連携協定を結んでいます。
大阪府内での実証実験や事業環境の整備、中小企業との連携を今まさに進めているところのようです。
今後は、大林組、関西電力、近鉄グループホールディングス、東京海上日動火災保険との共同調査も計画されています。

 

最後に

空飛ぶクルマに乗って移動するようなアニメや映画の世界だと思っていた世界が、リアルになってきています。

空飛ぶクルマを実現化するまでに様々な実験や開発がされています。
その中でもドローンを乗車可能にしているタイプの開発が進んでおり、ドローン事業は欠かせないものと言われています。

今後のドローンの活躍がますます楽しみですし、ドローンや空飛ぶクルマの情報から目が離せませんね。
これからも、ドローンの情報をどんどん発信していきます。

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