8月7日に、一般社団法人 日本ドローン協会(以下略、JDA)、株式会社 リビングロボット(以下略、リビングロボット)、株式会社 Kanatta(以下略、Kanatta)の3社が合同で、子ども向けプログラミング教室「ドローンとロボットを使って楽しくプログラミングを学ぼう!」を開催しました。
8月7日にこだま青年会議所(埼玉県本庄市)で行われたプログラミング教室には、小学4年生〜6年生の親子連れが多数参加しました。オープニングセレモニーにJDAメンバーがTello EDU 6機を用いてブルーインパルスの編隊飛行をイメージした同時飛行を行いました。『あるくメカトロウィーゴ』という二足歩行のロボットとドローンを自分で組んだプログラムで操作し、楽しみながらプログラミングを学びました。
保護者からは「とても分かりやすく子どもたちも飽きずに楽しんでいた」「また開催して欲しい」
と嬉しい声をいただき、大成功のイベントとなりました。
このプログラミング教室にはドローンジョプラスメンバーもサポートとして参加しました。
3社合同でのイベント開催は初めてということで準備など大変なこともありましたが、それぞれの得意分野の知見を活かした素晴らしいイベントとなりました。
今回はKanattaが行なったドローン×プログラミングの様子をメインにお伝えします。
今回のイベントは、
『子どもたちが自主的に学び「学習の楽しさ」を体感できるようなイベントを開催できないか』
ということをJDAが発起人となり、3社合同で開催する流れになりました。
今イベントの準備段階では、小学校で必修科目となった「プログラミング」を対象に、どうやったら子どもたちが自主的に楽しく学べるかの内容を詰めていきました。
議論を重ねた結果、
『ドローンとロボットを使って「目に見える形」になると視覚的にわかりやすいことから学ぶ楽しさを実感できるのではないか?』
というKanattaとリビングロボットからの提案が実現することになりました。
今回のイベントで、今まで「ドローンジョプラス」が主催してきたドローン体験会などのイベント開催の経験から、
①ドローンが「上昇する」「回転する」といった動きを制御するプログラムが手軽に作れること
②「こう動かしたい」とイメージしたプログラムの結果がドローンの動きで視覚的にわかること
から実践的な学びにつながることが期待され、企画の主旨にピッタリだと考えました。
自分たちが作ったプログラムで「動かしている」ことから「どうやってうごいているのか?」「どうしたらもっとイメージ通りに動くのか?」といった「プログラミング的思考」の学習にもつながるのではないかとも考え、さらに企画の内容についてドローンジョプラスのメンバー内で議論を重ねました。
今回、行ったカリキュラムは
「ドローン×プログラミング」
「ロボット×プログラミング」
「ドローン×ロボット×プログラミング」
の3つで、そのどれもがプログラムした内容を実際の動きで結果を確認することができる内容になっています。
参加した子どもたちは、ドローンやロボットに初めて触るので、興味津々の様子でした。
プログラミングについては、最初のうちは驚きの様子でしたが、ひとたびコツをつかむとどんどん積極的になっていき、「楽しく」学ぶことができたのではないかと思います。
▲ ドローン×プログラミングの準備の様子(ドローンジョプラス撮影)
「ドローン×プログラミング」では、『Tello EDU』を動かすためのプログラミングをするというテーマに取り組み、プログラミングソフトでドローンを制御するためにはどうしたらいいかを実践的に学ぶカリキュラムを用意しました。
子どもたちは、「ドローンを離着陸するためのプログラミング」という課題からスタートしました。
試行錯誤しながらプログラムを完成させて、いざドローンが動いた時はみんな笑顔で、自分で考えた結果が目に見えることにやりがいを感じているようでした。
また、ドローンを目にすることが初めての子どもがほとんどで、ドローンが飛行する際の大きな音とその立体的な動きに興味津々の様子でした。
最後には、ドローンのプログラミングとロボットのプログラミングを掛け合わせて複雑な動きを制御できるほど上達していました。
『あるくメカトロウィーゴ』ロボットの可愛い動きとドローンのインパクトのある動きが相まって、大変楽しんでいただけました。
今回は、JDA、リビングロボット、Kanattaの3社合同で行われたプログラミング教室にサポートとして参加させていただきました。
イベントを通じて「楽しさ」が子どもたちの「学ぼう」という意欲を加速させているのではないかと感じました。
また、ドローンやロボットを「動かす」という結果をすぐに分かることが「楽しさ」のひとつになっていたのではないかとも思います。
保護者からは、「子供たちを飽きさせずわかりやすく説明できていて、素晴らしかった。プログラミング教室をまた開校して欲しい」という嬉しい声もいただき、今後プログラミング教室を開催していくモチベーションとなりました。
ドローンのプロであるドローンジョプラスでは、ドローンの面白さを活かした「プログラミング教室」を実施可能です。
プログラミング教室を開催したい、ドローンのことで、知りたいこと・実現したいことなどがあれば、ぜひドローンジョプラス公式LINEからお問い合わせください!
ドローンユーザーが安全かつ有意義にドローンを利用するための支援活動を提案し、ドローンの性能や機能、そして航空法を正しく理解する為の各種講習会を開催。
また、ドローンを利用した新しい技術の開発、起業支援や教育を含めた社会貢献事業に加え、ドローン安全運行の為の環境づくり、行政や関連団体と連携しながらドローンの普及活動を支援しています。
「人とロボットが共に生きる」
・人の成長に合わせて共に成長するロボット
・より人が人らしく生きられるようにするロボット
など、いままでにない人とロボットの関係性を提案します。
ものづくりにおいて市場ニーズにあうプロダクトをスピード感をもって実現できることを強みとし、ロボットの企画、開発、生産、販売まで手掛けています。
今回のプログラミング教室で使用したロボット「メカトロウィーゴ」はリビングロボットがプログラミング学習用に開発したロボットです。
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