夏休みにプログラミングとドローンにチャレンジ!ドローン操縦体験&ドローンプログラミング教室(科学技術学園高等学校 様)

科学技術学園高等学校ドローン×プログラミング教室

 8月28日に世田谷区の科学技術学園高等学校にて、「ドローン操縦体験&ドローン×プログラミング教室」を開催しました。今年度は、初級・中級・上級と3回コース2種類の講座を実践することで、生徒さんがドローンやプログラミングの理解を深める内容となっています!

 ドローンジョプラスでは、ドローン×プログラミングを教育コンテンツとして、「プログラミング学習」の場を提供しています。

 今回は夏休み期間中の特別講座として2種類の講座に興味を持っている科学技術学園高等学校の生徒の皆さんが参加しました!

 株式会社Kanatta 開発責任者とドローンジョプラスメンバーの「がうち」さんが講師をつとめた「ドローン操縦体験&ドローンプログラミング教室」の様子について、ご紹介します。

将来、プログラミングはもっと身近になる

2022年にプログラミング必修化!

 社会のIT化が進む中、今後はITに対応する能力が求められることからプログラミング教育が小学校〜高校のカリキュラムに組み込まれることになり、高校では2022年度から必修化されました。

 プログラミングを学ぶことで、IT知識の習得と論理的思考(物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考)を身につけることが期待されています。

 今回は、

①ドローンパイロットから学ぶドローンの基礎から実践を学ぶドローン講座

②ドローンを用いて、プログラミング言語の理解を深めるプログラミング講座

を通じて、「ドローン」「プログラミング言語」と「ネットワークの基礎」について実践的な知識を学び、実際にドローンを操縦する内容でした。

プログラミングについて知ろう!

 1部は、ドローンパイロットから学ぶドローンの基礎から実践を学ぶドローン講座です。ドローンジョプラスのメンバー「がうち」さんより、ドローンの基礎知識から実際にドローンドローン操縦におけるポイントなどを伝え、理解を深める時間でした。

 2部は、「プログラミング言語」と「ネットワークの基礎」の座学です。

 今回学んだプログラミング言語は、「Python(パイソン)」です。この言語は「分かりやすい文法」「少ないコードで簡単にプログラムを書ける」という特徴があり、Google社内の公式言語として設定されている、メジャーな言語です。 

 そして2つ目の「ネットワークの基礎」は、 ドローンと、プログラミングをするソフトウェア機器とを接続するために、Wi-Fi ルーターの役割とドローンと機器がどのように接続されるのかを学びました。

 初めてプログラミング言語やネットワークについて知る生徒さんもいましたが、身近なものに例えて説明することで、イメージをつけて理解することができました。

(撮影 ドローンジョプラス)

実際にドローンを動かしてみよう!

 座学で学んだ「プログラミング言語 Python(パイソン)」「ネットワーク」を活用し、パソコンとドローンを用いていよいよ実技練習です。

 体育館に移動し、コーディングを実践しました。講師とドローンジョプラスメンバーがフォローに入りながら一人ひとりパソコンにじっと向き合って取り組みました。

(撮影 ドローンジョプラス)

 後半は、ゲーム形式で指定の動きを3つ取り入れたプログラムを作成し、ゴールに着陸させるルールを設けてプログラミングしました。

 コーディングやネットワークの接続、上手く操縦することに苦戦した生徒さんが何名かいましたが、実践するからこそ「上手くいかない」ということを体験し、「どこを改善すればいいのか」を考える、この論理的思考を養うことができました。

(撮影 ドローンジョプラス)

 また、送信機(プロポ)を用いて、操縦する体験をしました。プログラミングと異なり、指先の感覚で操縦する必要があるため苦戦する生徒さんが何人かいらっしゃいました。様々なツールでドローンを操縦することで、プログラミングを通して操縦することのメリットを知ることができました。

(撮影 ドローンジョプラス)

実体験を伴った知識を習得することの大切さ

  ほとんどの生徒さんが実際にドローンにふれたことがなかったため、実際にプログラミングでドローンが飛行する様子を見て、驚きの声や喜んでいる様子が印象的でした。

 教室の総括で、講師の方から

 「実際にドローンをプログラミング動かすときに、風などの天候の影響や電磁波、障害物など様々な要素でプログラミング通りに動かないことが多々あることから、失敗から検証する論理的思考が大切」であることを話したときに、参加された生徒さんも体験会での経験を振り返りながら納得した表情を浮かべていました。

 私たちドローンジョプラスが「座学」と「実学(体験操縦など)」を一緒に行っているのは、「知っている」「分かっている」の先にある「実践できること(体験)」を少しでも多くの人と分かち合っていきたいからです。

 より多くの人と「体験」を通して実践できることを増やすべく、イベントを引き続き開催してまいりますので、ぜひ参加してみてください!

(撮影 ドローンジョプラス)

まとめ

 今回の教室を通して、ドローン×プログラミングの知識を学び・実践する時間になりました。

 教室はあくまできっかけであることから、今後プログラミングの力を身につけていくためには、継続的に学び続けることが大切になります。

 将来的には他校さんでも、中高生向けに2つのコンテンツを活用いただけたらと考えております。未来の職業選択としても、こどもの時期にドローン業界やプログラミング業界の学習機会を提供することが大事だと考えており、ドローンジョプラスの強みを活かした、楽しく学ぶ場を提供し続けます。

 ご興味のある教育団体様は、ドローンジョプラスまでお問い合わせください。

 また、小学生を対象に「ドローン×プログラミング体験会@Kotocafe」を定期的に開催しています。こちら、気になった方はこちらからお申し込み下さい。

その他、ドローンについて気になった方は、ドローンジョプラスへ!

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