【2024年最新版】みんなの生活を支える、はたらくドローンについてご紹介!

時代の変化とともに時流に合わせたドローンならではの仕事が増えてきています。

ドローンの各方面における活躍を最新の情報とともに、ビジネスシーンで活躍するドローンについて紹介します!

①点検の現場で活躍するドローン

ひとがアクセスしにくい場所で大活躍!屋根点検で活躍するドローン

まず最初に紹介するのは「屋根点検」の仕事です。

一軒家の修理やメンテナンスを行う際、屋根の状態を確認するために作業員がはしごで屋根の上まで上ったうえで、カメラで撮影していました。

この行程を、ドローンに置き換えたことで、従来よりも屋根全体を広い視角で映すことができることで確認作業の工程が非常に楽になったり、作業員が地上からでも確認できることから怪我などのリスクも大幅に減ったという利点が生まれたそうです。

ドローンジョプラスでは、実際に屋根点検の仕事を受注しており、その時の様子を記事にまとめていますので、ぜひお読みください。

▲ドローンジョプラスが請け負ったドローン屋根外装点検時の写真

屋根点検に大切なことは

・屋根の状態を確認するために解像度の高い映像が取れること

・色々な場所に移動しながら点検するため、手軽に持ち運べること

が重要になってきます。

ドローンジョプラスでは、上記を満たせるドローンとして、DJI社の【DJI Mini2】(https://www.dji.com/jp/mini-2)を選びました。

 ▲ 屋根点検の際、ドローンジョプラスで利用したものと同型のドローン(DJI Mini2)

ドローンを使った仕事をしたい方や高所にあるもの(屋根など)の点検作業の効率化を検討している方におすすめのドローンで、基本的な操作技術と空撮技術を身につければ実践できるものになっています。

こんな視点から!?点検しづらい場所映像を映し出してくれるドローン

▲ 屋内点検の現場でドローンが活用されている様子(屋内点検用ドローン「ELIOS2」)

屋根点検のほかに、ドローンの身軽なボディや目視外飛行が可能な特徴を活かした屋外はもちろんのこと、煙突や配管などの屋内設備の点検作業の現場にも活躍の場が増えつつあります。

屋内点検用に開発された「ELIOS2」というドローンは、ひとが点検する場合に足場設営する必要のある場所や施設設備を止めて点検しなければいけないような場所の点検時間を大幅に短縮や人的コスト・作業コスト削減に役立っていいる機体となります。

特徴として、点検場所が電波の届かない暗所になることに対応して、

・非GPS環境下でも安定飛行可能な7つのセンサーの搭載

・4K UltraHDカメラ、4K UltraHDカメラの搭載

によって、安全かつ確実に正確な映像を届けてくれます。

点検用ドローンを使って仕事をするために必要なスキル

点検用のドローンを使って仕事をするには、ドローンに関する知識(法律や機体に関してなど)や操縦方法に加え、点検に必要な技術を身につける必要があります。

屋外点検(屋根やプラントなど)では空撮技術や測量技術の他に、必要に応じて、

・目視外飛行技術

・人または物件から 30m 以上の離隔が確保できない飛行場合の飛行技術

・150m 以上の飛行技術

があることが望ましいとされています。

屋内点検の場合は上記に加え、ドローンに搭載された装備(赤外線センサー、LEDライトなど)の操作技術、GPS を使用できない環境や目視外での飛行技術があることが安全に点検を行うために望ましい技術とされています。

もし、ドローン操作技術や空撮技術、それらに関連するような知識などを詳しく知りたいなどあれば、ぜひドローンジョプラスまでお問い合わせください。

②農業の現場で活躍するドローン

重労働の概念を覆す!?農業で活躍するドローン

次に紹介するのは農業で活躍するドローンです。

農作業において品質を保つために行う農薬散布では、人力に代わって産業ヘリが普及し、労働時間の短縮や作期の分散・拡大が可能となりました。

しかし、費用増大や適切な時期に自由に散布できないというデメリットが産業ヘリにはありました。

そこで近年登場した農業用ドローンの躍進によって、労働時間の短縮だけでなく、産業ヘリに比べたときのコスト削減といったデメリットを解消することができました。

ドローンは操縦技術の習得にかかる時間やコストも少ない他、持ち運びも簡単という点から体力に自信がない方や女性も農業に携わることが容易になりました。

実例として、「お母さんが食を守る」がコンセプトの女性だけのドローン農薬散布チーム『ママミーアキャット』が2022年6月に開催した農薬散布研修に、同じように「ドローンを通じて輝く女性を増やしたい」というビジョンを持つ私たちドローンジョプラスが参加しました。

その時の様子も以下の記事にまとめていますので、ぜひご一読ください。

▲農薬散布研修会の様子

農業従事者の高齢化や女性にとって農業は重労働であることをカバーするためにドローンには

・誰でも簡単に持ち運べるコンパクトさ

・操作、準備が容易

が求められます。

農薬散布研修で使用したドローンはNTTグループのドローン専業会社が製造した【NTT e-DRONE TechnologyAC101】という名前のドローンです。

このドローンは上記のニーズにも応えた設計で、農業従事者が減少している現状を踏まえ、これまで農地を支えてきた方々や女性でも簡単に使えるような軽さとコンパクトさが特徴のドローンです。

またコンパスキャリブレーションや充電、散布装置の脱着も容易にでき、これから農業を始める初心者の方にもおすすめです。

ハイスペックな農作業の救世主

他にも農薬散布を効率的に行うためのドローンが数々開発されており、DJI社からは「DJI Agras T10」というドローンが発売されており、最大6メートルの散布幅、最大6.7ha/時の散布が可能なため、これまで以上に短い時間で広い範囲で農薬を散布することができます。

また360度球形レーダーシステム、自動航行システムなど高いスペックも特徴的で、障害物の認識やその農場一つひとつに合わせた最適な飛行ルートを生成できるため、安全に効率的な農薬散布が可能です。

農業用ドローンを使って仕事をするために必要なスキル

ドローンで農薬散布などを行うために必要な資格はありませんが、ドローンによる農薬散布や輸送は、航空法における「危険物の輸送」「物件投下」に該当するため、それに対応する技術や航空法・農薬取締法の知識が必要となります。

詳しくは農林水産省のHPをご覧ください。

https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/attach/pdf/drone-132.pdf

③物流の現場で活躍するドローン

まだまだ進化中!宅配で活躍するドローン(実証実験中)

続いて紹介するのは物流ドローンです。

現在、物流業界では人手不足、ラストワンマイル問題といった課題が問題視されており、将来的にはドライバーの労働時間が制限される今年の2024年問題による物流サービスの遅延が懸念されています。(2024/01/02現在)

これらの課題を解決するために、空の道を使って荷物を運ぶことができ、時間や人手不足に左右されないドローンの特徴を活かし、導入に向けて実証実験が行われています。

ドローンジョプラスでも、千葉市が主催の「ドローン宅配社会実装サポート事業」の一環で行う目視外飛行による輸送・宅配検証のスタッフとして株式会社A.L.I. Technologiesとともに参加しました。

その時の様子が記事になっているので、ぜひご覧ください。

▲目視外飛行による輸送・宅配検証時の様子

物流業界において大切なことは、

・荷物を傷つけることなく運べること

・出発地点から到着地点までエネルギーが切れることなくノンストップで運べること

が重要になってきます。

それらのポイントを抑えており、目視外飛行による輸送・宅配検証の際に使用されたドローンは、長距離飛行ハイブリッドドローン【AeroRangeQuad】です。

エンジンジェネレーターをパワーソースとしたハイブリッドユニットにより、2時間を超える圧倒的な飛行時間を実現します。そのため、物流業務のような目視外飛行を前提としたオペレーションでは、長時間飛行は必須条件のため、長距離の往復でも対応することができます。

アーム部分にフォールディング機構を採用しているため、コンパクトな機体で可搬性も兼ね備えています。

最短距離で安全に届ける物流用ドローン

特に過疎地域においては買い物ができるお店まで遠い、運送業者の人手不足といった課題がある中、ドローンは空の道を使って注文した荷物を家の近くのスポットまで運んで来てくれるというサービスで貢献し始めています。

また、「エアロネクスト Next DELIVERY®」という名のドローンでは機体構造設計技術4D GRAVITY®︎を搭載しているため、荷物を傾けない水平輸送を特徴としています。そのため医療や精密機器の輸送、食事のデリバリーなど、運ぶものを壊さずそのままの状態で運搬することが可能です。

そして4D GRAVITY®︎によりモーター負荷の偏りを軽減も軽減されるため、最高速度の向上や、配達時間の短縮と配送距離の延長が可能となりました。

物流用ドローンを使って仕事をするために必要なスキル

ドローンを使って宅配を行うためには通常の飛行技術に加えて、目視外で有人地帯の地域となるとさらに航空法でいうレベル4の操縦ライセンスの取得が必須になります。

そのためには試験や登録講習機関での講習を受ける必要があります。

操縦ライセンスについての記事はこちらをチェック!

④災害の現場で活躍するドローン

緊急時もいち早く情報を届ける災害用ドローン

緊急時にもドローンは身軽な機体や搭載されているカメラで人の命を守ります。

災害発生時、報道ニュースでは崩壊した橋や道路、土砂崩れなどの様子を現場の近くまでヒトが偵察に行き、ヘリコプターで上空から撮影することで災害状況を伝えていました。

ヒトが災害現場に近づく危険性や、災害発生から撮影までの時間の長さといった問題をドローンは無人操縦、準備から撮影までのスピーディーさで解決します。

先日2023年2月6日にトルコ南東部で発生した大地震において、ドローンは災害現場の状況把握のために活躍しました。

災害現場の状況を鮮明に把握するために、【テザー式ライティングドローン】が使用されました。

このドローンは低電力LED照明とカメラが装備されているほか、発電機の高電圧を直流に変換し、ケーブルを通して給電ができるため、時間制限なく映像を映し出すことができます。

被災者に安全と安心を届けるドローン

災害発生時、被災者の状況をいち早く把握して救助に向かう必要があるため、1分1秒がとても重要になってきます。

東光鉄工株式会社が開発した「TSVーRQ1」というドローンは8000lmの高輝度LEDライトとスピーカーを搭載しているため、高度100mから遭難者を発見し呼びかけや録音再生が可能となっています。

また最大重量2kgまでの救援物資やレスキュー機器等を運搬できるため、一人でも多くの傷病者の命をこのドローンが救います。

災害用ドローンを使って仕事をするために必要なスキル

災害時はドローンを飛ばす環境が整っているとは限りません。また、ドローンの接触や墜落による二次被害は防がなければならないので、目視外飛行や細かな操縦コントロール技術が必要です。

【最後に】

2024年版のビジネスシーンで活躍するドローンについて紹介しました。

この他にも、ドローンショーやテレビなどエンターテインメントの場でも活躍するドローンもあります。

これまでのイメージとまた違ったドローンの新たな一面が発見できたかと思います。これからもますます活躍が期待されるドローンですが、もしかしたらあなたがこのドローン業界を盛り上げる中心となる人になるかもしれません。

ドローンジョプラスでは、女性の社会進出というビジョンを掲げ、コミュニティ全体でドローンを通して学ぶ場、実践する場を提供しています。

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