ドローンと聞いたら、空を飛んでいるイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?
ところが、ドローンが活躍する場は空ばかりではありません。
そこで今回は海を進むドローンを紹介します!
その名も「セイルドローン」
風力と電力で進むヨット型ドローンによって、ハリケーン内部の撮影に成功した様子をお伝えします。
ドローンと聞いて、4つのプロペラを持っていて、空を飛んでいるイメージを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
一括りにドローンと言っても様々な種類が存在するのです。
そこで、簡単にドローンについてお伝えします。
一般的に無人の航空機のことをドローンと呼びます。
元々、「ドローン」は雄バチという意味を持った言葉です。
確かにブーンという音をたてながら、ホバリングするドローンの姿はハチのようですね!
また、ドローンは通称です。
無人機の中で、大きく3つに分けます。
・空を飛行するものはUAV(unmanned aerial vehicle)
・地上を走行するものはUGV(unmanned ground vehicle)
・水上を移動するものはUSV(unmanned surface vehicle)
その中で今回紹介するセイルドローンは、海で活躍するUSVになります。
セイルドローンは、アメリカのスタートアップ「 セイルドローン社」が開発しました。
全長7mほどの大きさで、ヨット型の水上ドローンです。
セイルドローンには、高精度カメラやソナー、風速センサー等の様々なセンサーが備わっています。
このセンサーを用いることで、海底マップの作成や、気象や海洋データの収集、海洋生物の生態調査等を行ってきました。
セイルドローンの推進力は、風力と太陽光をエネルギー源とし、長期間の航海が可能となっています。
航海はAIで自動で行われ、計測されたデータはカリフォルニア州にある本社に衛星通信を通して届けられるようです。
荒波の航海は危険を伴いますがセイルドローンなら可能になります。
今後は、すべての海のマップデータを測定するという壮大な計画も準備中とのことです。
また、海洋警備にも活用が期待されているとのこと。
ドローンならではのメリットを活かして、今後活躍することが期待できますね!
日本では毎年台風がきますね!!
台風と似たものとしてタイフーンやサイクロン、ハリケーンを聞いたことがないでしょうか。
これらの違いはなんでしょうか?
答えは、熱帯低気圧が発生する場所の違いがあります!
その他にも最大風速の違い等もあるようです。
基本的には同じ現象ということなのですね。
例えば、2005年8月末にアメリカ合衆国南東部を襲った大型ハリケーン・カトリーナの最大風速は55m/sで、時速に換算するとなんと198km/h!
つまり、時速200km/hで走っている車から身を乗り出した時に感じる風速となります。
とてつもない風ですね!
セイルドローンによってハリケーン「サム」の内部の撮影に成功しました。
ハリケーン内部は、波の高さ15メートル、風速54m/s超えの猛烈な嵐。
今回はハリケーンの強風にも対処可能で帆の役割を果たす「ハリケーンウイング」を搭載し、ハリケーンの激しい風や波に耐えられる設計となっています。
撮影に成功したハリケーン内部の映像はこちら!!
ハリケーン内部の動画はまるで映画の世界のよう。
こんな過酷な条件でも運航可能なのは、無人操縦が可能なドローンならではですね!
今回は、海上で活躍するセイルドローンについて紹介しました。
ハリケーン内部の映像は圧巻でしたね!
また、セイルドローンのタフさには驚きました。
ハリケーンのように、今まで人が足を踏み入れることができなかった危険場所にもドローンならば行くことができます。
ドローンによって、見たこともない映像を見ることができるかもしれないと思うとワクワクしますね!
これからもドローンジョプラスではドローンの最新ニュースを発信していきます。
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