害虫駆除から自動運行による農薬散布…農業用ドローンについて調べると最新の農業が分かる☆

空撮などの華々しい(?)分野だけではなく、点検や農業など
ドローンは表でも裏でも大活躍する場面がたくさんありますよね。

例えば農業用のドローンが主に活躍するのは、「農薬や肥料の散布」
これまでは小型の無人ヘリコプターなどを使用していた作業が
とても簡単に行えるということで注目されているんです。

空を覆うバッタの大群VSドローン 「60%退治した」

サバクトビバッタの日本への影響は? 世界の農産物への影響は?

アフリカを中心に現在大量発生しているサバクトビバッタと呼ばれる害虫に関するこちらのニュース。
大群を作ると農作物を食べ尽くすこともあるという非常に恐ろしい害虫の一種です。
上で紹介した動画によると、インドにて行われたドローンを使用した農薬散布により60%が退治できたとのことですが
実際に使用したドローンは4機のみ。
かなり効果を発揮しているようですね☆
そしてバッタから見てドローンはいったいどんな生き物(?)として写っているのでしょう…??

ドローンを使って害虫駆除を行う例としては、次のようなニュースも!

完全自律飛行のドローンで大発生する害虫の98%を駆除することに成功

こちらは中国のXAGというメーカーですが、アメリカシロヒトリという蛾の一種に対してかなりの効果をあげています。
センサーやカメラを備えたドローンの場合、どこにどの程度農薬を撒けば良いのかを分析・計算できるため
飛行機やヘリコプターから全体的に撒くよりもはるかに効率が良いそうです。

この「高精度ドローン散布法」を使えば
必要な場所にだけピンポイントに必要な量だけ散布して
農薬の使用量は30%、農業用水の使用量は90%も削減できるとのこと☆

上で紹介した記事の最後には、XAGの農業用ドローンが日本においても使われている動画が載せられているので
案外身近な話なんですね。

ドローンが病害虫を探して農薬散布、先端アグリテックの衝撃

DJI JAPANのドローン推進部マネージャーによると、手作業の数十分の1(の時間)で済むとのことです。
ドローンやAIといった最先端の技術が活躍する場面は、なにも最先端の場所というわけではなく
農業という昔ながらの場所であることもまた面白いですね。

また、つい私は「ヘリコプターや飛行機を使って農薬散布する」といった話を聞いても
まだまだ海外の光景しかイメージできず
ドローンを使った農業というのも国内ではこれからかな…という印象だったのですが
調べてゆくといろんな取り組みが行われていることが分かります。

豊田通商、業務用米の先進栽培技術実験 収量10%増へ

すでに自動航行システム付きの農業用ドローンも普及しているので
自動で農薬散布や害虫駆除を行うことも可能です。
DJIからは「AGRAS MG-1P RTK」という機体が発売されていますね。

ドローンによる農薬散布方法が変わる!農業用ドローンの自動航行(自動運転)で実現できること

ドローンの登場により農業も大きく変わってきているんですね!
むしろ、農業に従事している方のほうがドローンの機能やプログラミングについて詳しい…なんてことも不思議ではないかもしれませんよね。
まだまだ気になる方は、ぜひこちらの記事も見てみて下さい☆

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