ドローンパイロットの髙梨智樹さんが行う消防訓練とは?

ドローンニュース

あらゆる現場で活躍が期待されているドローンですが、災害が発生したときの有用性は日々注目されています。

ドローンジョプラスでは、以前女性消防士がドローンパイロットとして活躍する様子を記事にしました。

女性が活躍しやすい一つのフィールドとして、ドローンパイロットという分野が認知されつつあるのは嬉しいことです。
その一方で、ドローンパイロットと呼ばれるドローン操縦のプロフェッショナルの存在はまだまだ少ないのが現状です。

今回は、プロのドローンパイロットとしてTBSテレビの「情熱大陸」にも出演され、作家としてもご活躍されている髙梨智樹さんが、神奈川県厚木市消防本部との合同訓練を行なったということでその様子をご紹介します。

ドローンパイロット「髙梨智樹さん」とは?

2019年にドローンジョプラスで、紹介させていただいている髙梨智樹さん。

高梨さんは、脳の発達障害のひとつであるディスレクシアという識字障害をもっており、文字を書いたり理解することが難しく、勉強が非常に苦手だったそうです。
文字と音の変換が脳内で難しいため、文章を読むのが遅かったり、よく間違えてしまうことも多く、高梨さんは「日本語はアラビア語のように謎の文字にしか見えない」と話されていました。

ただ、高梨さんの強みとも言えるのは、好奇心あふれる性格。
小さい頃から、動くおもちゃの仕組みが気になって、おもちゃをすぐ分解してお母さんを困らせていたとか。ラジコンは自分で改造して遊んでいたそうです。
そのため、わからないらことがあると、小学生の頃からパソコンで調べ物をしていました。

そんな高梨さんとドローンの出会いはパソコンで目にした海外のドローンの動画。
上空から空撮された臨場感あふれる映像に魅了され、すぐに部品を輸入してドローンを自作したそうです。

髙梨智樹さんの成果

障害を物ともせずドローンの自作から始まった高梨さんのドローンへの興味は、一つの仕事になりました。
なんと、19歳にしてドローンパイロットの道を歩むことになったのです。
これをきっかけに、一躍有名になり、TBSテレビの「情熱大陸」に出演されています。

また、髙梨さんは2020年に本も執筆されています。
字が苦手な高梨さんが、あえて文字を通して伝えるドローンとの出会いやストーリーは、高梨さんの想いが詰まった一冊となっています。
「文字の読めないパイロット 識字障害(ディスレクシア)の僕がドローンと出会って飛び立つまで」(著:高梨智樹)

ドローンジョプラスとしても、女性が苦手意識を持ちやすい分野で、ドローンを沢山の方に広げるための活動しているため、共感する部分が多い内容でした。

そんな高梨さんですが、現在は、神奈川県厚木市にあるスカイジョブ合同会社にて、日本トップクラスのドローンパイロットとしてご活躍されています。
【公式】スカイジョブ合同会社

そして、厚木市消防本部で高梨さんを講師にドローンの訓練が実施されました。

消防訓練でドローンパイロットが活躍

現在、ドローンを用いた被災地での捜索活動は活発に行われています。
しかし、実働する消防職員たちの中で、ドローンパイロットとして活躍できる人材は多くはありません。

そこで、厚木市消防本部は同市内にあるスカイジョブ合同会社と力をあわせることで、職員たちのスキルアップを目的とした合同訓練を行いました。

講師役の高梨さんは、捜索活動を想定した野外コースにおいて、ドローンの運用テクニックを伝授しました。

実際に職員8名が、目的地点への操縦練習や、高い高度からの各方向にカメラを向けた撮影技術訓練を行いました。

さらに、災害時におけるドローンの有用性についての講義を行いました。
実際に土砂災害が起きたとき、いかに人の侵入が危険で困難であるか。
そして、ドローンがどれだけ災害時の状況で活躍することができるか。

高梨さんは、いざというときに活躍できるように高い技術を習得することの重要性を話されていました。

ドローンジョプラスからもドローンパイロットを!

高梨さんのように、ドローンとの出会いから、才能を開花する人もいるんですね。
また、高い才能が無くともドローンパイロットとしての基礎を学ぶことで、社会貢献に大きくつながることがわかりました。

ドローンジョプラスの目的の一つにまずはドローンを知ってもらうこと、そして実際に社会で活躍できるドローンパイロットを増やしていくことがあります。
ドローンジョプラスメンバーから、世の中で活躍する女性ドローンパイロットが輩出される日も近いかもしれません。

楽しみですね!!

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