【2020年版】配送用ドローンの利点や課題など、気になる点まとめ☆

全ての物流がドローンに置き換わる未来は来るか?

ドローンが作る未来の社会…私たちの暮らしはどう変わってるんだろう?
空を見上げると街中をドローンが飛び交うようになってるんじゃないか…!?
今は道路をトラックが走るように、空の道をドローンが通って荷物を届けてくれるのでは?

なんて、いろいろ想像しますがまだ実際のところドローンが荷物を配送する姿を都心部で見かけることは無いようです。
(佐川やヤマト、Amazonと書かれたドローンを想像するとちょっと面白いですね)

何年か前にも聞いたけど、ドローン配送の実用化はまだ難しいのかな?と待ち遠しく感じている方もいるかもしれませんね!

アメリカにおけるドローン配送の現状は?

これまでも離島に荷物を届けたり、山間部に物資を運んだり…などはすでに行われている配送ドローンですが
何が実用化を阻む課題となっているのか、次のニュースを見て学んでゆきましょう!

進まない米国でのドローン配送、その実用化がまだ先になる3つの理由

日本国内ではなくアメリカでのお話になりますが上の記事では
UPS Flight Forward、Matternet、そして医療機関による医療サンプルの配送について書かれています。
アメリカでも拠点と拠点を結ぶ配送(ただし目視内での飛行になるようです)は積極的に行われているようですね。
特に海外では医療品に用いられることが多い印象です。
渋滞も無く、排気ガスも出さないドローンを使った輸送はやはりとても魅力的ですよね☆

現状の課題3点とは?

では、Amazonから気軽にモノが飛んでくるようになる日はいつ訪れるのか?
その見通しについて、記事内では以下の3点を挙げて考えを述べています。

1.規制を定める必要がある
2.ビジネスモデルを作る必要がある
3.どこまで需要があるか?

順番に見てゆきますね。
まずはじめの「規制」の話です。

アメリカでドローンのルールを定める期間といえば米連邦航空局、通称FAAと呼ばれている場所ですが
日本だけではなくアメリカにおいてもまだまだ次のような飛行に対応する法律が整っていない現状です
・人口集中エリアでの飛行
・夜間の飛行
・目視外の飛行

天候などを考えると考慮しなければならない墜落のリスクなどもあります。
積荷に対する保証をどのように設定するかなどもルールも明確に決める必要もありますし、
日本ではさらにプライバシーの問題が出てくるかもしれませんね!

そして、商業的に利用する際にどのくらい効果的か?効率的か?という問題も。
重さの制限やバッテリーの制限などを考えると、現状のドローン配送が役立つ場面はまだ少ないのかもしれません。
また、人々がドローン配送をそもそも求めているか?という疑問について上の記事では騒音について触れていますね。

40年ぶりの変革を起こしたい!新しい文化はすぐそこに…!?

こうしてみていくと、問題だらけじゃないかと思いますが…(笑)
今回最後に紹介したいのは「2019国際ロボット展」にて行われたセミナーの様子です。

「空飛ぶクルマの実用化に向けた最新の開発動向と取り組み」
とタイトルが付けられた講義の中で、次のような前向きなお話も出ています。

宅配に「空飛ぶトラック」が必要な理由は?5年後の運行を目指すヤマトHD

講演の中で「空飛ぶトラック」の実現に積極的に取り組んでいるヤマトホールディングス株式会社の伊藤佑氏は
次のように語っています。

宅急便誕生を最後に40年以上大きな変革は起こっていない。
そこで目を付けたのが、空飛ぶクルマを「空飛ぶトラック」として物流に活用することだ。
空飛ぶトラックで実現しようとしているのは、既存の航空機で結ばれていない都市や地域の内部を結び、
物流の流れを高速化、多頻度化すること。

宅配に「空飛ぶトラック」が必要な理由は〜5年後の運行を目指すヤマトHD

決して夢物語ではないからこそ、現実的な問題が山積み…!
だからこそ一つ一つクリアしてゆきたいものです。
なにかの本で以前読みましたが、新しい技術が生まれる時は必要性を満たすだけとは限らないそうですよ。
つまり、ドローン配送ももっと普及した時に初めて
「知らなかった!こんなに便利だったんだ!もう以前の配送には戻れない~!」
という感動があると思うのです♪

今回は期待を抱くからこそ気になる、ドローン配送の課題についてまとめてみました!
ではまた~☆

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