クマの捜索はドローンで決まり!未然に防げる熊被害

本物の熊を見たことはありますか??
動物園に行けば見ることもできますが、野生の熊を見る機会はなかなかないのではないでしょうか?

可愛いキャラクターのようなイメージがある方も多いとは思いますが、普段の生活に熊がいるとなったら大変なことになるでしょう。
山間部に住む方や山の麓で農家を営む方にとっては、「熊害」という言葉があるほどに頭の悩ませる存在みたいです。

今回は、そんな困った熊をドローンで発見することで熊の被害を防いだ記事を紹介いたします。
【石川】クマ ドローンで発見 小松で初成功 追い返す

 

ドローンに搭載した赤外線カメラで熊を発見

11月13日午後3時頃、石川県小松市にて熊が目撃されました。
その後赤外線カメラ付きのドローンで上空から捜索を始めたところ、数百メートル離れた茂みに熊を発見することができました。
実際に発見したときの画像はこちら。

中日新聞[赤外線カメラで撮影した茂み。中央の丸く赤色に写っているのがクマ=13日、石川県小松市矢田野町で(小松市消防本部提供)]より

真ん中にポツンと青色と赤色になっているのが見えると思います。
ここで熊を発見することができたため、ドローンで監視しながら爆竹で追い返すことができました。
翌日には熊の足跡も見つけ、無事に山に帰ったことを確認できたそうです。

何も被害が出ずに、本当によかったですね!
この撮影や捜索を行なった小松市消防本部では、熊の捜索に2016年からドローンを活用し始めました。
赤外線カメラも今年2020年10月に導入したばかりで、早速役に立ちましたね♪

 

熊の被害とは

もし熊を発見できなかった場合、どういった被害があるのでしょうか?
野生動物からの被害としては、農作物が荒らされたり民家に侵入したりとはよく聞きますね。
しかし熊の場合、状況によっては人を襲うため非常に危険なんです!
山を登るときは必ず熊除けの鈴を鳴らすようにしていますが、熊に襲われ亡くなるケースも決して少なくはないそうです。

熊などの野生動物が山を降りてくる理由には、自然破壊(森林の減少など)による食料不足が1つとして挙げられます。
特に今は寒くなってきており、冬眠に向けて食料を確保するために活発に動くのではないでしょうか。

 

ドローンができること

野生動物のことを考えると、環境問題といった大きな話になり根本的な解決は難しく感じます。
もちろん、サステナブルな社会を目指すうえでは必ず目を向ける必要があります。

だからこそ今回のドローンを活用して未然に被害を防ぐことで、自然と共存できることにつながればいいなと思います。
そんな簡単な話ではないにしろ、できることから一歩一歩進んでいきたいですね。

これからもドローンが活躍した記事があれば紹介しますので、楽しみにしていてください!

Translate »