ドローンで撮影を楽しむ時にネックになるのが天候です。快晴の日は素晴らしい撮影ができても、一旦雨が降ってしまうと撮影を中止しなければならない時も。しかし、今や完全防水のドローンが登場し、より様々なシチュエーションで空撮を楽しめるようになっているんです!
「せっかくのドローン撮影に行ったけれど、雨で中止になってしまった!」
「海や水辺での撮影に憧れるけど、ドローンに防水機能ってあるのかな?」
そんな経験をされた方もいるかもしれません。
日々進化し続けるドローン業界では、完全防水の機体が登場し更に活躍の場を広げています。
今回は防水ドローンに注目します!
防水ドローンは、私たちの生活を大きく変えていきます。
趣味として使っているドローンが防水ドローンになったら、空撮と水中の映像をコラボして面白い動画を作成できるようになります。
まるで、映画のような風景を自分で創り出すことができるので子供心がくすぐられ、ワクワクします。
仕事のあり方も防水ドローンの普及で変わります。
例えば、雨の中でもインフラ点検が可能になります。
また、災害においても、水中の被害状況を確認したり、雨の中で捜索活動したりするといったことが可能になります。
今までは私たち「ヒト」が当たり前にしていた仕事でも
より安全に、より正確にの観点から「防水ドローン」と共に働くのが当たり前になる時代がやってくるかもしれません。
防水ドローンと聞くと、上級者が使うものと思う方もいるのでは?
防水ドローンは初心者向けなのです。
みなさん、以下の経験を一度した方もいるのではないでしょうか?
「突然の雨に、ドローンが故障してしまった」
「ドローンが水中に落ちて使えなくなった」
防水ドローンなら、2つの心配はなくなります。
これからドローンにチャレンジするという人や、
2台目のドローンを検討している人はぜひ、防水ドローンをご検討下さい。
防水ドローンの種類によっては5,000円以下で購入できるドローンもあります。
次は最新の防水ドローンについて紹介します。
値段は格段に上がりますが、それ以上の機能が搭載されています。
(引用先:https://www.powervision.me/jp/)
2020年1月に発売されました。
価格は約10万円です。
詳細はこちら。
一番の魅力は完全防水です。
今まで、雨とドローンは避けなければいけない存在でした。
「PowerEgg X」は水面着陸ができるため、雨の中でも空撮、飛行をすることが可能です。
山や海などの天候がコロコロと変化する場所でも、自分の満足行くまでドローン飛行を楽しむことができます。
雨の中の映像はほとんどないため、貴重な映像が撮れる可能性もあります。
自分が雨の中のドローン映像の開拓者になれるかもしれないと思うとワクワクしますね。
さらに驚く機能が、30分継続飛行できること。
ドローンは平均飛行時間が10分足らずと短いのが現状で、様々なバッテリーの開発が進んでいます。
少し古い記事になりますが、ドローンジョプラスの記事でもバッテリー問題について書いています。
30分と継続飛行できるということは、今まで行けなかった場所まで空撮ができるということ。
空撮の幅が広がりますね。
「PowerEgg X」はドローンの飛行の他、手持ちカメラ、AIカメラとして使うことができます。
このカメラ機能がすごいんです。
3軸ジンバルとAI機能とブレ防止撮影があるため、プロのカメラマンが撮影したかのような映像を撮ることができます。
AI機能により顔認識システムがあるため、大切な人にずっと焦点をあてて、撮影することができます。
カメラを撮影したことのある方はわかると思いますが、たとえば子供に焦点をあて続けながらの撮影はかなりの技術と集中力が必要ですよね。
AI機能があると、撮影はお任せ。自分はその瞬間を目に焼き付けることができます。
(引用先:https://swellpro.jp/)
2018年1月に発売されました。
値段は約30万円です。
詳細はこちら。
防水ドローンの発売は世界中で注目で浴びました。
日本の沖縄にある「SwellPro Japan」という会社が開発しています。
特殊な防水加工のおかげで浸水に強く、塩水による腐食のしにくい加工がされています。
防水のみならず、塩水までカバーさされているため、川や山の撮影に加えて、海の撮影まで幅広くすることができます。
完全防水を確保するために、耐久性の高い素材を使用しており、水の侵入を防ぐ高度な機能が搭載されています。
面白い機能が、水中で裏返っても自力で元の姿勢に戻ることができるセルフフリップモード。
海などのなにが起こるかわからない場所で、裏返って機能停止になったドローンを回収する必要が出たときでも、安全にドローンを回収したいですよね。
セルフフリップモードはその悩みを解決してくれます。
身の安全も確保しながらドローンも回収できるのは一石二鳥ですね。
セルフフリップモード以外にも、海や広域な場所でドローンの飛ばすときに必要不可欠な機能がさらに4つ搭載されています。
電波が失われたときにスタート地点に戻ってくる「リターンホーム」
バッテリー残量が少なくなったら、警告してくれる「ローバッテリーアラート」
バッテリー残量が少なくなったら、その場に着地する「ローバッテリーオートランディング」
もし、ドローンを見失ってもマップ上に位置が表示される「ロストドローンビーコン」
ドローンを守るための機能がこんなに搭載されていることに、かなりの安心があります。
防水ドローンのおかげで私の「雨」に対する捉え方がワクワクに変わっていきまました。
雨かも?という日はいつも外でのドローン飛行は断念していました。
防水ドローンだと天気に左右されずにドローンを飛ばしたいときに飛ばせる。
とてもありがたいです。
私の全国ドローン旅の計画が着々と遂行できそうです。
機能性も抜群のため、万が一の故障の確率が下がることも魅力の一つですね。
ドローンの進化は本当にすごいです。
新しい機能がどんどん搭載されていくドローンに目が離せません。
日本製の防水ドローンが世界から注目されるのはうれしいですね。
もっともっと日本のドローンが発展するように、私たちも応援していきましょう。