田んぼが青々と輝く季節、2023年6月17日に「農業用ドローンによる農薬散布の簡易研修」を、茨城県の西南端に位置している五霞町(ごかまち)で行いました。
今回の研修は、株式会社Kanattaと桜 DLONE SCHOOL(株式会社TUGUYO 所在地:茨城県猿島郡五霞町)との協業の話の中で、農業用ドローンによる農薬散布の現場見学と座学講習をさせていただけるということになり実現しました。
株式会社TUGUYOは農業用ドローンによる農薬・肥料散布事業の他に、ドローンスクール【桜 DLONE SCHOOL】を運営しており、ドローンメーカーであるDJIの代理店として機体販売やメンテナンスも行っております。
株式会社Kanattaのスタッフ1名とドローンジョプラスのメンバーが参加し、農業分野でのドローン活用事例を見学させていただきながら、実際にどのような作業を行うのかなど今後の案件参画に向けた知見を増やす時間となりました。
田んぼでの農薬散布に使ったドローンは、「DJI AGRAS T10(液剤タンク容量8L)」の農薬散布用の機体で、使用する薬剤や液体でタンクを変えて運用しているとのことでした。
見学では機体の説明の他に、農業散布に適したプロポ(送信機)のモードの種類、設定など丁寧な解説をしていただきました。
農業用ドローンの大きな機体が飛行する姿は大迫力で、青い稲がドローンがおこす風で波打つ様子が印象的でした。
パイロット兼講師の最上様(株式会社TUGUYO)からドローンを導入するメリットについて、「作業者の労働負担軽減」「農薬による中毒やかぶれなどのリスク回避」や「圧倒的な農薬散布時間の短縮」であると教えていただきました。
見学の参加者からも「農薬散布は、びっくりするほど短時間で終わった。」と感想が出るくらい短時間での作業となり、通常散布だと1日かかる作業も農業用ドローンを使用すると1、2時間で全ての工程を終わらすことができます。
田んぼでの農薬散布を見学した後は事務所での座学となり、農業用ドローン(DJI)は機種毎にライセンスが必要なこと(但し、AGRAS T10とAGRAS T30は同じライセンス)や、他の産業ドローンと比べて知識があまり必要ないという面では参入しやすいが初期費用が高いことなど、メリットやデメリットも含めて多角的に農業用ドローンについて教えていただきました。
農業分野におけるドローンの活用は、農家の方々にまずは知っていただくという段階だそうで、今後の広がりが楽しみです。
田んぼの上をドローンが飛んでいる光景はまだ珍しいですが、当たり前のように見かける時代はそう遠くないかもしれません。
研修を通して、ドローンジョプラスメンバーはドローンが農業分野で活躍する現場を知り、案件獲得への意欲が増しているようでした。
ドローンジョプラスでは、多くの企業とタイアップしており、ドローンのお仕事が初めての方でも、アシスタントとして同行するなどひとつひとつ現場を踏みながらステップアップすることができます。
ぜひ一緒にドローン業界を盛り上げましょう!
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