副業解禁やコロナ禍での在宅ワークの増加によって、働き方が多様化しつつある昨今。
特に女性は、結婚や出産などライフスタイルに大きな変化が生じるため、将来を見据えて、副業を考えている方も増えてきているのではないでしょうか。
私たちドローンジョプラスは、
『ドローン業界の架け橋となり、働く女性の活躍の場を増やす』
というビジョンのもと、活動しており、勉強会やイベントなどを通して、様々な働き方やキャリアアップについてゲストや講師の方から紹介してきていただきました。
これまでに勉強会やイベントなどで紹介いただいたことを踏まえつつ、「女性の副業」について『ドローン業界』に焦点を当てて、ドローンでの副業に必要とされる経験・スキルなどについて調べてまとめてみましたので、副業やキャリアのことについての参考になればと思います。
女性が副業を始める傾向として、仕事や家事のあいだに「少しでも収入を増やす」副業として取り組む人が多かったですが、最近では、将来のキャリアを見据えたスキルアップの一環として副業をしたいと考える方々も少しずつ増えてきているようです。
実際に調べてみると、女性の副業で人気なのは、
①スキルアップを目的とした副業 : プログラミング支援、ライターなど
②これまでの経験を活かした副業 : 家事代行、インストラクターなど
③趣味を活かした物品販売などの副業 : ハンドメイド、フリマなど
など、場所や時間を問わず、自由な形態で働ける業種であったり、専門的な知識がなくとも始められて、今までの経験を活かすことができる仕事に関心が集まっている傾向があるようです。
2018年に厚生労働省から「副業や兼業に関するガイドライン」が制定されて以降、副業や兼業に取り組む人が徐々に増えてきています。
出産や育児といった大きなライフイベントがある女性にとって、この規則改定は「経験したことを活かして稼いでいくこと」や「育児をしながら仕事もする」という新しいライフスタイルを実現しやすくなる追い風になってきているのではないかと思います。
実際に女性向けの求人募集サイトや母親向けの求人募集サイトなどがあり、募集や就業を調べてみると、「育児をしながら」や「経験してきたことが活かし」た分野での副業や兼業として、IT業界などでは「パートタイム採用」や「本人のスキルセットによる採用」のほかに「スキルはあるものの業界未経験での採用」といった案件募集が多くなってきています。
IT業界で上記のような募集が多いと考えられるポイントとして、
・技術を習得すれば誰でも取り組むことができること
・技術の習得難易度が高くないこと
・資格を持っていることによって未経験でも案件獲得がしやすいこと
・成長産業であり、様々な案件にとりくめること
などがあげられるのではないかと考えられます。
IT業界と同じように女性がより活躍の場を広げられる可能性を秘めている分野と考えられるうちのひとつがドローン業界で、IT業界のような要素に加えて、私たちドローンジョプラスのように女性メンバー主体で情報交換や勉強をできるコミュニティが生まれてきていることも要因のひとつと考えてもよいのではないでしょうか。
産業用ドローンの市場規模の推移を東京都だけで切り取ると、2030年にはドローン市場は現在の約9倍の965億円とも言われ、今後は物流やインフラ維持管理、空撮など様々な場面でドローンの利活用は増え、これからますますドローンサービスの需要が見込まれます。
こうした市場規模の拡大を考えると、これから先ドローン操作ができる人の雇用需要が高まることが予想されます。
ドローン操縦ができる人材を社内育成することもあるかと思いますが、外部で経験豊富なパイロットを雇用したいというニーズも増えるであろうことから、一定の技術があれば副業の案件を獲得しやすい状況が生まれるのではと期待されています。
参考:東京都戦略政策情報推進本部「東京都における産業用ドローンの市場規模の推計と予測」(概要版)
ドローンパイロットになっていざ、ドローンを副業として仕事にしようとしたときに、
「実際にドローン操縦経験はどれくらい求められるのか?」
「どれくらいの収入が相場なのか?」
などが気になってくるかと思います。
ドローン業界での仕事を調べてみると「ドローン操縦経験に合わせた仕事があり、収入相場も必要なスキルと共に上がる」傾向があり、ドローン操縦経験が少ないところからでも案件を獲得できる可能性があります。
もちろん操縦経験が多いと参入できる仕事の幅が大きくなり、難易度の高い仕事や単価の高い案件にもチャレンジでき、スキルアップとキャリアアップを実現することができます。
実際に操縦経験に合わせてどのような仕事があるかについて、以下にまとめました!
①操縦経験が少なくても出来る仕事
・エンターテイメント分野(空撮など)
プロモーション動画などの映像分野はもちろん、コマーシャルや観光促進などを目的としたPR動画撮影にドローン空撮の需要は増えてきています。
実際に2021年の東京オリンピックといったスポーツイベントでは中継でもドローン空撮が利用されるなど実用化が進んでいる分野のひとつかもしれません。
基本的なドローン操作が挑戦できることから参入障壁も低く、飛行時間が少ない方でも参入しやすい分野のひとつです。
実際にドローン空撮の求人では「未経験」でも募集されている案件も多くあり、時給1,000〜1,500円前後のものがあります。
②操縦経験が必要な仕事
・農業、物流、インフラ点検他(点検、運搬、現地調査など)
2022年12月に、ドローンは有人地帯での目視外飛行(レベル4)が解禁となったことで、人がいる場所で操縦者がドローンを直接目視しなくても飛ばすことができるようになりました。
それにより、物流やインフラ点検などの分野でさらにドローンの活躍の幅が広がっていくと期待されています。
農業分野では、農薬散布における作業人員や作業時間の削減にドローンが活用されており、インフラ点検分野では、安全管理面でのリスク低減や人的コスト、時間的コストの削減を期待してドローンでの点検を導入している企業も少しずつ増えてきています。
実際の現場では、様々な要因で想定していないような事態が発生することもあり、とっさの対応能力や操縦技術が求められることから、ドローン操縦の技術と農業や建設などの現場知識も必要になってきます。
そのため、募集している求人自体「経験者」が必須条件になっている案件が比較的多く、時給1,500〜3,000円と高めに設定されています。
スキルや知識、経歴によってはそれ以上の収入を得られる場合もありますので、今までの経験とドローン技術を掛け合わせることでキャリアアップが見込める分野といえるかもしれません。
・インストラクター分野(パイロット育成、プログラミング教育など)
ドローンの活用が広がっていることにより各種サービス市場でのドローンパイロット需要が拡大することが予想されており、ドローンの資格を取得したいと考える方も増えてくるのではないかと考えられます。
ドローンの資格が取得できるドローンスクールをはじめとしたドローンパイロットの育成分野でドローン操縦を指導できるインストラクターやトレーナーの需要も拡大していくのではないかと考えられます。
未経験でもドローン操縦や業界の基礎知識があれば参画出来る仕事もあり、自分の経験を人に伝えていきたいと考える方や人に教えたり、コミュニケーションをとりながら問題解決をしていきたいと考える方は、ドローンの操縦経験を積みながら自分の長所を活かしてキャリアを積むことができる分野かもしれません。
求人としては数は多くありませんが、「未経験」でも募集されている案件も多くあり、時給1,250〜2,000円前後のものもあり、ドローン操縦経験が多くなることやインストラクター資格を取ることによって、単価をさらに上げながらキャリア形成できる分野となります。
業界全体で見るとまだまだ成長の余地や改善していく余地の多い業界なので、
「新しいところに挑戦したい!」
「自分たちが新しい事例や実績を生み出していきたい」
というチャレンジ精神を持った方にとって、ドローン業界はやりがいのある業界ではないかと思います!
ドローン業界で「いざチャレンジしてみよう!」と思ったときに
「実際にどのようなところからはじめたらいいのか?」というスタート地点と
「どういう案件を獲得したいか?」というゴール地点
の設定がとても大切になってきます。
わたしたちドローンジョプラスでは、より多くの女性がドローン業界で活躍するために、様々な企業とコラボレーションして案件の実施やスキルアップの場を設けたりと幅広く活動をしており、女性がドローン業界でどのようにスキルアップやキャリアアップの情報収集をできる場があります。
実際に、「ドローンが好き・興味を持った」というところからステップアップして
・女性ドローンインストラクター
・家事や育児と両立しながらドローンパイロットとして働く方
など、実際に案件獲得しているドローンジョプラスメンバーが在籍しており、女性がドローン業界で活躍するモデルケースが出来上がってきています。
ドローンインストラクターとして働かれている方のインタビューもドローンジョプラスのホームページで紹介しています!
どのように仕事に取り組んでいるのかを知りたいという方やドローン業界での仕事の具体的なイメージを知りたい方にはおすすめなので、ぜひご一読ください!!
参考コラム
「女性の副業」をテーマにして、『ドローン業界』に焦点をあててきました。
女性の副業、特に育児などをしながら仕事をするとなると『パートタイムであること』や『在宅もしくは託児でできること』、『どれだけ稼ぐことができるか』などが考えるポイントとなるかと思います。
わたしたちドローンジョプラスには、運営代表をはじめとして育児経験のあるメンバーが多く在籍しており、育児と仕事をどう両立させてきたかや、未経験のところからどうやって案件を獲得できるようになったかをシェアできる場があります。
さらに、ドローンスクールと協業して、ドローンに関するスキルアップをできる仕組みができており、はじめての方でもドローンでの仕事を獲得しやすくなる流れをつくっています。
ドローン業界は成長産業であり、様々な業界とのコラボレートを通して仕事の幅がひろがっており、ドローンパイロットが活躍しやすい下地が出来上がってきています。
これを機会に「ドローンのことを少しでも知ってみたい!」と思った方は、わたしたちドローンジョプラスで一緒にドローンのことを勉強したり、新しいことに挑戦してみませんか!?
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みなさまとドローンを通して、女性の活躍の場を広げていけたらと思います!!
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