近年、ドローン市場が拡大していく中で、航空法改正が2022年6月に交付、2022年12月5日に施行され、ドローン操縦のライセンス制度が新設されます。
今回の航空法改正では有人地帯における目視外飛行(以下、「レベル4」飛行)を行う上でドローン操縦者が安全性に対する理解を深めていく必要性が高まってきています。
操縦ライセンス取得に向けた需要が高まる中で、「ドローン合宿 高知校」を運営する株式会社メルタ様は、姉妹校として「ドローン合宿 岡山校」を2022年9月に開校しました。
今回は、「ドローン合宿 岡山校」のコンセプトや魅力、株式会社メルタ様がドローンスクール運営に込められた想いなどをご紹介いたします。
「ドローン合宿 岡山校」は、株式会社 メルタ様が「ドローン合宿 高知校」を1年間運営する中で、地方でもドローンライセンスに対するニーズの高まりを感じたことから、航空法改正に合わせて姉妹校として開校しました。
本校でもドローンの操縦ライセンスを短期間で取得できるようなカリキュラムで、ライセンス取得をしたいというニーズに応えるべく工夫を凝らしています。
9月の開校から多くの相談や申し込みが寄せられており、様々なニーズに対応できるよう法人・団体・個人それぞれの申し込みに対応しています。
基本的に、ドローンスクールは休日(土日祝)で開校していますが、法人・団体の申し込みでは個別での日程でも調整可能となっており、徹底したコロナ対策のもと、安心して受講いただけるようになっています。
また、受講生の方にベストコンディションで受講いただくために「食」にもこだわっており、地元のごはん屋と提携して岡山の事前の幸も味わっていただけるのも「ドローン合宿 岡山校」の特徴のひとつです。
「ドローン合宿 岡山校」は姉妹校の「ドローン合宿 高知校」と同様にJUIDA認定ドローンスクールとして運営されており、
①JUIDA『操縦技能証明書』取得プログラム
②JUIDA『操縦技能証明書』取得プログラム+安全運航管理者コース
の2種類から受講コースを選ぶことができます。
「JUIDA『操縦技能証明書』取得プログラム」は満16歳以上の方を対象に開催され、10時間以上の操縦訓練と6時間以上の座学及び筆記試験でライセンス取得が可能となります。
国土交通省航空局への飛行申請に対応しているJUIDA『操縦技能証明書』は、「レベル4」飛行を認める要件のひとつです。
また、オプションの「安全運航管理者コース」は満18歳以上の方が対象となっています。
「JUIDA『操縦技能証明書』取得プログラム」に追加して、安全運航に関する座学を約3時間と筆記試験などを追加で行うことで「安全運航管理者証明」が追加で取得でき、ドローンビジネスの現場でさらに活躍の幅を拡げることができます。
ドローン操縦経験がある方はもちろんのこと、ドローン初心者の方でも、ドローン操縦技術を1泊2日の短期間で習得できるよう、合宿形式になっており、その講義内容も非常に実践的かつ充実したものになっています。
ドローン操縦において今後重要なるライセンスをドローン初心者でも短期間で習得できることは大きな魅力といえるのではないでしょうか。
「ドローン合宿 岡山校」では「楽しく・わかりやすく」をコンセプトに、国土交通省が定める
・基本講習(人口集中地区の飛行、人・物件から30m以内での飛行)
・応用技能A(目視外飛行、夜間飛行)
・応用技能B(危険物輸送)
・応用技能C(空港等周辺・高さ150m以上の飛行・イベント上空の飛行)
に対応できるだけ知識と操縦技術を身につけるための学習プログラムが組まれており、講師の方やスタッフの方々が「より楽しみながら学び、技術習得ができるか」を創意工夫されています。
プログラムの中では座学、操縦訓練それぞれにおいて様々な状況に対応できるよう
・目視外飛行
・室内での模擬夜間飛行
・高度飛行のモニター体験
・受講者ひとりひとりのレベルに合わせた座学
など、受講者のレベルやニーズに合わせた内容が準備されています。
特に、ドローンに関する理解度をより深めるために大切なアウトプットが受講者同士でできるワークショップ学習を重視しているのも「ドローン合宿 岡山校」の特長です。
また、合宿の最後には試験を行いますが、『操縦技能証明書』が安心して取れるようにスタッフや講師の方が手厚い試験サポートがあり、
・機体購入割引
・保険・飛行申請サポート
・SNSコミュニティへの招待
と、取得した『操縦技能証明書』を活用してドローンを操縦していきやすいように卒業後のフォローアップも充実しています。
今回の「ドローン合宿 岡山校」取材の中で、株式会社メルタ様は
1)ドローン活用による地方での社会・事業課題の解決
2)地元企業と提携したドローンスクール開校による地域活性化
3)ドローン操縦士を多く輩出し、空から社会を変えるチームをつくり上げる
というビジョンを達成するために地方でドローンスクールを展開しているというお話を受けがいました。
同じドローン業界に身を置く私たちも「女性ならではの新たな取り組みや情報発信ができるチーム」として、これまでにドローン業界をけん引している先輩方に恥じぬよう、より一層精進してまいります。
今後もドローンジョプラスでは、ドローンスクールやドローンの最新情報などを発信してまいります。
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