日本一の山と言えば富士山です。
2013年には世界文化遺産に登録されました。
これからの時期、富士山の山開きが始まると訪れる観光客も増えてきます。
ドローンは様々な角度から撮影でき、絶景写真をカメラに収める人もいるのではないでしょうか。
登山中に遭難した場合、捜索・救護でもドローンの活躍が期待されています。
人生で1度は富士山に登ってみたいですよね。
富士山には4本の登山道があり、山梨県側(吉田ルート)と静岡県側(須走・御殿場・富士宮ルート)が存在します。
そのルートによって、山開きの日程が違ってきます。
2021年の山開きの日程は、山梨県側ルートが7月1日、静岡県側ルートが7月10日で、閉山日は全ルート9月10日となっています。
登山道や関連施設の開閉状況を事前に確認してから登山するようにしましょう。
▶登山シーズン|登山の前に必ず知っておくこと|富士登山オフィシャルサイト
富士山は、登山初心者でも登れる山です。
登山の期間を定めることで、道の整備や山小屋の営業、救護所など安全対策を取れるようにしています。
6月いっぱいは雪が残っていたり、9月半ばから雪が降る危険性もあります。
富士吉田市では、富士山に近い町としていろんなところから富士山を見ることができます。
富士山のふもとの町だからこそ、絶景なビュースポットがいっぱいあるようです。
そんな町のPRをドローンで紹介している映像を発見しました。
町と共に映し出される富士山のドローン空撮映像が、とても綺麗です。
その映像がこちら。
町の魅力が詰まった動画になっていて、ドローンでの撮影は富士山の壮大さを一層感じる映像となっています。
富士山では、避難事故が増えてきており、ヘリコプターにて遭難者の捜索や救助を行ってきました。
ヘリコプターでの調査活動の課題は、天候により視界が悪くなり墜落事故にも繋がります。
ドローンを活用することで、よりよい救助活動に注目されています。
遭難者の捜索や救助においてスマートドローンの活躍に期待です。
目視して操縦するというより、入力したコースプログラミングし自立飛行させて捜索していきます。
霧が深い時や夜間の場合には、赤外線カメラを搭載した機体で捜索することも可能です。
自立飛行による捜索や救助に期待されているドローンです。
富士山では、軽装の登山者などによる傷病者が発生することもあります。
富士山の8合目に診療所があるのですが、山の上でもあり駆けつけるのに時間がかかるのが課題です。
そんな中、ドローンを使うことでコミュニケーションを取りながら、最適な医療機材の運搬や自立飛行での搬送も期待できます。
ドローンによる登山者救護の実証実験動画はこちら。
ドローン空撮映像を見て、富士山やふもと町の魅力に惹かれた方も多いと思います。
これからの時期、富士山が山開きをすることで登山者もますます増えてくるでしょう。
ドローンは、富士山や町の魅力を伝えるだけでなく、遭難者の捜索や救助といった分野でも活躍が期待されています。