みなさんはスマホを充電するとき、どれくらい時間がかかっていますか?
充電し始めるときの残容量や、ケーブルの性能にもよるかと思いますが、わたしはいつも、20%を切ってから充電し始め、約2時間くらいでフル充電ができます。
(充電しながらスマホを触るときはもっとかかりますが笑)
ところでドローンの場合、充電時間はどれくらい必要だと思いますか??
操縦したことのない方はイメージがつかないかもしれませんが、だいたい60分~90分です。
それに比べて飛行できる時間はというと、空撮用ドローンは約30分、トイドローンは約10分間しか持ちません。
※もちろんドローンの仕様・性能にもよります☆
過去にはバッテリーの寿命を延ばす記事も書きましたが、やはりバッテリー問題はどの業界でも抱えているものだと思います。
[clink url=”https://drone-girls.com/lets_drone/trivia/li_po_battery_dispose/”]
もっと充電時間を短くできたらいいのになと思いながらドローン記事を眺めていたところ、ピッタリの記事がありましたので、紹介させていただきます。
2020年7月29日、イスラエルのStoreDot社から、ドローンをフル充電させるまでに5分でできる新技術が発表されました。
StoreDot社は「FlashBattery」という超高速電技術を主に開発しているベンチャー企業で、今回はドローンの充電時間をフォーカスしたそうですね。
新技術をもとに開発されたのは、専用のバッテリーと充電ステーションです。
ドローンに専用のバッテリーを装着し、専用の充電ステーションで高速充電を行うのですが、主に産業用として開発されているので、トイドローンへの展開はまだ先とのことです。
充電を行う際には、ドローンが充電ステーションに着陸すると、バッテリーのフラップが開き、充電器が接続、充電を開始するため、自動的に充電することが可能です。
現状は、ドローンの種類によっては飛行時間より充電時間の方が長いもののあり、ストレスフリーとは言えません。
また、充電するときはもちろんですが、バッテリー交換による充電レスをするとしても、どちらにせよ人手が必要です。
こういった問題点を解決できる高速充電の技術は、まさに画期的ですね♪
今後も様々なドローンに展開されていくことを期待しています!
今までの充電においては必ず人手が介在していたため、人が入れる場所限定、つまりドローンを使用できる範囲が限られていました。
商業用であればなおさら、人が入りにくいところにこそ使いたいものですよね。
しかし、今回開発された充電ステーションは、先述した通り自動で充電することが可能のため、設置場所を選びません。
つまり、自動運転のプログラムを組み込んでおき、バッテリーが低下してきたら充電ステーションに移動、自動的に充電して再度飛行開始する、ということを実現できれば、完全自立したドローンを作りあげることが出来ます!
※ドローンを飛ばす際には法律やルールがあり、現状はアウトかと思いますが、、、笑
詳細はこちらを参照ください♪( [6] 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること )
[clink url=”https://drone-girls.com/lets_drone/rule/adding_rules_2019/”]
もしこれが実現すれば、産業用ドローンに大きな影響を与えるのではないでしょうか??
もちろん法律に則った運用が必要になるとは思いますが、ドローンの市場規模の拡大に伴い、法律も変わっている傾向にあります。
最新の情報も入手しつつ、ドローンの更なる発展を楽しみしていきましょう♪