(2019年6月11日 追記☆)
以前紹介した「テラドローン」社がUTM(ドローン運行管理システム)の実証実験に成功したというニュースが入ってきました♪
▶台湾政府関係者らとともにテラドローン及びUnifly社のUTMの実証実験に成功
去年末にはイギリスのガトウィック空港にドローンが侵入したとのニュースもあり、ドローンを管理するシステムに関しては関心が高まっています。
ガトウィック空港の事例では空港が閉鎖されることになり、何万人もの旅行客が影響を受けることになってしまいました。
今回のテラドローン株式会社の実証実験では、台湾政府関係者らの前でドローンによるリアルタイムでのトラッキング、複数のドローンの安全な運行管理が可能であることを示したそうです☆
(2018年3月分☆)
当サイトの読みものでも以前紹介した
「スマートドローン」
に関する最新ニュース!
NEDO、KDDI、テラドローン、セコムの4社が共同で
「スマートドローン」の実証実験を実施したとのこと☆
実験のテーマは「セキュリティ」とのことです(^^)/
※NEDO‥国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
通信に4G(LTE)網を使い、ドローン4機を使っての「遠隔巡回警備」の実験が行われました。
場所は「さがみ湖プレジャーリゾートフォレスト」
敷地面積は45万坪で、東京ドームの33個分のかなり広い範囲になります。
ドローンの映像は、リゾート内の運行管理室に配信されて
不審者などを発見するために使われることになります。
また、機体からライトを発したり音声を出すことも可能なんだって☆
スマートドローンは、KDDIが2017年4月にLTE通信ドローンを成功させていて
今回は改良・発展させたものになるんです。
詳しくは以前の記事をどうぞ♪
今回は運行管理、3次元地図、クラウド情報処理、インフラなど
KDDIドローンプラットフォームが存分に活用されています。
テラドローンの運行管理システム(terra utm)により警備だけではなく
測量、農業、物流などにも連携が可能となるので、今回の実験は単に不審者探しをするだけではなく
今後のドローンの発展にとっても大きな一歩となるんです。
そもそもドローンと言えば、
「人が入り込めない、足を運びづらいような危険なエリア」
などを調査するというとても重要な役割があります。
その実現に確実に近づいたということですね(´∀`)
これまでは2.4Ghz帯の無線を用いて、「目視」しながらの操作が主流だったドローンですが
今後は移動体通信端末(LTE,5G)などを搭載することで、操縦者が目視しなくても飛行できるようになってゆきます。
携帯の電波が通じれば、どこからでもドローンを操縦できる…ということは、つまり飛行範囲は日本中!地下以外はOK!?
ドローンポートに着陸することで充電も可能ということは
飛ばして充電して…車で言うガソリンスタンドみたいなものをイメージすると近いかもしれませんね!
今回使われたドローンは、
全長2メートル
重量20キロ
という巨大なもので、俯瞰ドローン2機と巡回ドローン2機と役割が分かれているそうです。
俯瞰(ふかん)ドローンというのは、文字通り辺り一帯を俯瞰するもの。
巡回ドローンはより地上に近い高さを飛行し、地上の鮮明な映像を取得します。
実際に何らかの異常や不審者を発見するのは、この巡回ドローンの仕事なんですね(^^)
付近の3次元地図の情報を得ているので、常に地面から一定の高さを飛行するそうです!
携帯と同じ電波を用いて、もはやほぼ日本中どこへでも飛べるなんて…進化が止まらないドローン!
人口密集地はまだまだ色々とクリアすべき問題があるので、すぐに実用!という話ではないかもしれませんが
着実に私たちの生活が変わってゆくイメージがより広がるニュースの紹介でした☆
ではまた!