「え!?ドローンって20時間くらいは飛べるんじゃないの!?」
というのは、新年早々に友人からもらった言葉です。
このサイトをご覧になっている、ドローンに詳しいみなさんはご存知のように
ドローンが長時間の飛行をすることは現在の技術ではまだまだ難しいですね…
今回は、「ドローンの飛行時間」について見てゆきたいと思います!
DJIやParrotのサイトにて、スペックを確認すると以下の数値が書かれていました。
[各機体の最大飛行時間(スペック)]
◎PHANTOM 4 ADVANCED:30分
◎SPARK:16分
◎MAVIC 2
飛行時間:31分
ホバリング時間:29分
◎Parrot Bebop 2:25分
◎一般的なトイドローン:10分程度
ちなみに、MAVIC2は機体が空気力学的に計算された設計となっており、
前方に進んでいるときがもっとも消費電力を少なくできるそうです!
MAVIC2だけ特別ですが、他の通常のドローンは負荷をかけずに自然にホバリングさせている状態がもっとも電力を消耗しないため
飛ばし方によっては上記の時間よりも早くバッテリーを消耗する可能性は高いです。
万が一のためにも、バッテリーの70~80%を消費したドローンは速やかに着陸させましょう。
PHANTOM1:10分
PHANTOM2:25分
PHANTOM3:25分
人気のファントムシリーズは2から一気にバッテリーの性能が良くなった印象ですね。
MAVIC PROも飛行時間27分となっています。
実際、ドローンが流行りだしたのもこのファントム3の時期からなので
一般に普及するようになるかどうかのポイントとして、飛行時間はかなり重要になるんじゃないでしょうか。
冒頭に登場した友人のイメージように、なぜドローンは何時間も飛ぶように作られていないのでしょう?
容量も大きく、長持ちする性能の良いバッテリーを詰めば解決しそうな気もしませんか…?
より良いバッテリーについて考える時に、同時に出てくる問題が「重さ」なんです。
機体全体が飛ぶということは、当然機体は極力軽くしたいですよね。
バッテリーを大きくしたことで、結局重くなり電力を必要とする…これでは、意味がありません
。゚(゚´Д`゚)゚。
では、バッテリーを違うものに変えてみるとか??
車のようにガソリンを使うというのはどうでしょう?
けれど、空を飛ぶモーターがもし炎上した時、その燃料がガソリンだとしたら
かなり怖いですよね(゚д゚)
安全性を考えると、ガソリンを使ったドローンというのは普及しづらいように思えます。
けど、限定された場面で使用するドローンの中には、長時間飛行可能なものもあるんです。
こちらのニュースをご覧ください☆
▶史上最長!? 6時間の長時間飛行を実現するドローンの仕組みとは?
なんと!6時間も…!?
通常のリポバッテリーも使われているそうですが、他にも電力を供給する仕組みを取り入れていたり
ガソリンも使用されているとのことです。
残念ながら技術開発の一環で作られたものらしいので、すぐに一般に普及するわけではありません。
また、産業用として使われている「MATRICE 600」というモデルの飛行時間は最大40分です。
一般的なモデルとしてはまだまだ30分くらいが限界だと考えて良さそうですね。
先ほども書きましたが、飛行時間が伸びるにつれてドローンはより一般的に普及してゆくと感じます。
1時間飛べるようになったらかなり話題になり、手にする人も増えてゆくのではないでしょうか?
今もまだまだ技術が塗り替えられているところなので、数年以内にあり得るかも!?
期待して待ちましょう♪
大丈夫、まだ2019年はスターとしたばかり
ドローンの技術革新のスピードはとても早いので
今年の終わりにはあっと驚く技術が誕生しているかもしれませんよ~!
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