ドローンの飛行時間を決定づけているバッテリー。
正しい充電の方法や、処分方法は意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
更に今後も発展していく自然燃料のバッテリーも比較・レビュー!
ドローンを安全に快適に楽しむバッテリーの情報をお届けします!
複雑な制御部分や、プロペラを動かす元となるドローンの
「バッテリー」について今回は調べてみます☆
ドローンがここまで発展した原因の一つとして、バッテリーの進化がもたらす影響は大きいですよね!
バッテリーの今後の発展がドローンの未来を決めるかも!?
電池・バッテリーは小さくて軽くて、長持ちするのがベストですよね。
どんどん小さくはなってきているが、当然小さくなると持続時間やパワーも小さくなります。
昔よりもバッテリーの性能は飛躍的に向上していますが
現時点では頭打ちとなっていて、この数年ではあまり大きな変化はないそうです…残念(@_@;)
さて、ドローンに使われているバッテリーですが
リチウムポリマーバッテリー
というものらしいです。
略して「リポバッテリー」や「Li-Poバッテリー」と表記されることも多いとか。
携帯電話の業界を中心として広く普及してきた「リチウムイオンバッテリー」とよく似た種類となります。
小型で、軽量なことが特徴です。
他にもいろんな素材があるが、落下や衝撃に強いものを選んでいるとのこと。
けど、スマートフォンは半日~1日中でも使えるのにドローンはそんなに飛ばせないのはつらい、、、なんで、、
では次に、リチウムポリマーバッテリーを搭載したドローンを扱う時のポイントはなんでしょうか?
気をつける点や知っておくべき点などを2つまとめました!
1.寿命を延ばす使い方を知っておく
2.処分方法について知っておく
です!
一つずつ見てゆきましょう♪
小型なぶん、まだまだ長時間飛行は難しいリポバッテリーですが
飛ばし方によってはバッテリーの寿命を延ばすことができます。
逆に言うと、バッテリーを早く消耗させる使い方をしないことが大事、ということですね。
ポイントは
『急な動きをさせない』
ということ!
急な発進や上昇、下降など、すべての動きを「急に」行うことは極力避けましょう。
車で言う急ハンドルのように、大きく動かすことだけではなく
「急停止」
にも注意を!
GPSを捉えてその場にとどまろうとするので、スロットルを倒して移動させている時に
急に手を離すことで意外な負荷がかかってしまうんです。
また、飛行時だけではなく普段のお手入れも重要です。
『過充電を避ける』
もポイントですね。
いつも100%!充電しっぱなし!だと
80%程度をキープしておくことが、バッテリーの寿命を考えると適切です。
過充電のリポバッテリーはガスが溜まることもあるらしく、危険です(_;
充電したままだと過充電となる恐れがあり、また放置していると自然と少しずつ放電してしまうので
使用するタイミングを見計らって充電するのが長持ちの秘訣となります。
保管時は
『高温、低温、多湿』
の場所を選ぶことも気をつけましょう☆
先ほども書いたように、リポバッテリーは何度か使用しているうちにガスが溜まってゆきます。
購入時と比べて明らかに膨らんでいないか要チェック!
膨らんだバッテリーを使用し続けるのは危険なので、交換のタイミングかもしれませんね。
また、リポバッテリーを廃棄する際には
『放電』
が必要となります。
リポバッテリーを完全放電する方法としては、
『食塩水の中に水没させる』
が推奨されているようです。
5%の食塩水に付けて放置させておくと、次第に気泡が出てきます。
気泡が出なくなる2、3日後には完全放電されているので安全に破棄することが可能です。
現状のリポバッテリーに依存せず、偉い人は日夜研究を重ねています!
水素燃料を使ったドローンも考案されているとか。
▶水素燃料ドローンも登場。代替動力源で飛行時間を拡大できるか
100倍以上のエネルギーを生み出せる水素燃料は、大きなインパクトを持っていますが
イメージ通り、爆発の危険性がありますよね、、
この水素燃料を使うことで10時間以上飛行できるドローンの開発も進んでいるそうです!
以前読みものにも書きましたが、「太陽電池」はどうでしょうか??
この数年でエネルギー変換効率を高めることにも成功しているので、こちらも徐々に注目が集まってきているそうです。
▶バッテリー満載ドローンのImpossible Aerospaceが940万ドルを調達
↑このドローンは重量の70%がバッテリーで、2時間飛べるそうです(゚д゚)
いずれにしても、5年後にはとんでもなく技術が向上したドローンが表れていることでしょう。
それまではリポバッテリーの正しい使い方を勉強して、安全にドローンを飛ばしましょう☆
正しいバッテリーの知識を持つことは、ドローンの安全性に直結しますからね!