ドローン業界に革命をもたらす最新技術?!4Dグラビティとは!

ドローンライターかとぴー(@kanatta_qp)です!
今回は今最先端を行くドローンの最新技術について、株式会社エアロネクストさんを取材してきました!
その最新技術の名は、「4Dグラビティ」!!
<写真:4Dグラビティドローン(4D Gravity™搭載「Next VR™」)>
ドローンが、なにかに貫通されている・・・!
絵だけでもかなりインパクトのある4Dグラビティですが、従来のドローンにあった大きな弱点をクリアした、ものすごい技術なんです!!
4Dグラビティを搭載したドローンは、今後当たり前になってくるかもしれません。
こちらの最新技術について、空力研究所の大河内先生に初心者にわかりやすいよう、簡単に説明していただきました!
※大河内先生は、ドローンジョプラスとプログラミング講座を設計してくださる研究員さんです!
小学生でもできる!ドローンを使ったプログラミング講座については下記記事もどうぞ♪
従来のドローンの弱点とは?
将来、様々な産業発展に貢献すると言われているドローン!
ただ、ドローンにはまだ克服すべき弱点がいくつもあると言われています。
飛行時間が1バッテリーで数分と短かったり、飛行速度があがらなかったり。
また最大の弱点は、風にものすごく弱いこと。
風が強い場所ではいかに軸や中のGPSがしっかりしていようが、ドローンの機体そのものがグラグラと傾いてしまったり、着陸時に風の影響を受けて転倒してしまうこともあります。
大河内先生:ドローンはそもそも竹とんぼと同じ原理で、その機体が傾くことで風の方向や量を調節して動かせる仕組みになっています。風が強いところで竹とんぼを飛ばしても、風に流されて飛んで行ってしまいますよね。
かとぴー:風の力で飛んでいるから、仕方ないのかな。
大河内先生:ドローンは今後、宅配だったり、防災だったり。あらゆる産業で活躍する可能性を秘めていますが、いずれも風への対策は必須です。
そもそも、グラグラ揺れていたら宅配するもの自体も中でガタガタ動いてしまいますよね。
かとぴー:ラーメンの宅配はドローンでは難しいということですね。
4Dグラビティとはどんな技術?
大河内先生:風の影響を外からの制御で何とかしようという動きはありましたが、コントロールが難しかったんです。そこでドローン自体の形にメスを入れて誕生したのが、4Dグラビティという技術です。
☑4Dグラビティとは?
貫通ジンバル構造というドローンの飛行部と搭載部をジンバルで分離して、物理的に切り離した構造のこと。
かとぴー:??
大河内先生:中心の軸とドローン本体を切り分けることで、ドローン自体は風でゆらゆら揺れても、軸自体を安定させることが可能なんです。
4Dグラビティ飛空映像はこちら!
かとぴー:すごい!軸が全くブレない!!
これまでジンバル(2つのモノを切り分けて動かす設計)はドローンではカメラ部分のみに搭載されていましたが、それを軸にしてドローンに貫通させてしまおう!という発想なんです。
4Dグラビティでどんなことができる?
4Dグラビティを搭載したドローンは様々な分野で活躍が期待されます!それだけ、ドローンに対する風の影響って大きいんですね。
搭載部に荷物を乗せることで、荷物を水平にキープしたまま届けることが出来るのはもちろん。
<写真:荷物を運ぶ4Dグラビティドローン(4D Gravity™搭載「Next DELIVERY™」)>
また、風の影響を受けやすい場所の点検をする際も、4Dグラビティドローンでは、ドローンがブレても、カメラは安定した撮影をすることが可能♪
<写真:橋梁写真を撮影するドローン(4D Gravity™搭載「Next INDUSTRY™」)>
VRの技術と融合することで360度VR撮影も、4Dグラビティなら可能です!
1℃の角度も逃さずリアルタイムで映像を見ることができるので、被災地での被災状況確認や、遭難者の発見といった災害時に大活躍が期待されます。
かとぴー:すごい!これなら、ラーメンもドローンで宅配することができますね!!
大河内先生:そうですね(笑)
まとめ
4Dグラビティの技術が進むことで、風の影響を少なくし、宅配や災害現場といった場所でドローンの活躍が広がっていきそうです!
こうした4Dグラビティをはじめ、最新技術が次々と日本で作られています!日本を中心にドローン業界が革命を起こしていく可能性があるかもしれません!楽しみですね♪
更にさらに、ドローンの可能性を追求するべく、ドローンのクリエイティブな使い方を今後もドローンジョプラスでも発信していきます♪
ドローンの発展にこれからも目が離せません!!
エアロネクスト社員の皆さま、大河内先生、ありがとうございました!
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