5月に入り、暖かくなってきてGWにも突入して(もう終わっちゃいましたけど)
と、ウキウキするニュースが多いと思いきや
ドローン業界には悪い意味でちょっと気になるニュースが世間を賑わせています…!
▶皇居周辺、ドローン飛行か 赤坂御用地でも目撃情報
以前までは、謎の飛行物体は「UFOだ!」と言われていましたが
最近では「ドローン!?」と、ちょっとお騒がせ事件になりかねません。
より身近になっているとはいえ、やはり複雑な心境になってしまいます…。
今回は皇居周辺をはじめ、
六本木
赤坂
新宿
などで多数目撃されたそうです!
平成から令和に変わったことと何か関係があるのでしょうか…??
それは分かりませんが、ドローンのイメージをあまり悪くして欲しくはないですね!
都内で200g以上の機体を飛行させる時は申請が必要ですし、そもそも夜間飛行も禁止されています。
手軽に購入できて、手軽に飛ばすことのできるドローンですから
まだまだこういった物騒なニュースが出てくるかもしれませんよね~。困ったものです。
今回ニュースをいろいろと調べていると、警視庁は
ドローンを飛行できなくさせる
という驚きの装置を持っているそうです(゚д゚)
妨害電波を発する「ジャミング」と呼ばれる装置なんだとか!
不審なドローンを発見した場合はそのまま降下させたり、元の場所に返すこともできるそうです。
(元の場所に戻るということは、追いかけることで送信者の特定ができるかもしれませんね!)
ただし、この妨害電波を用いる方法もまだまだ難しい点があるようです。
その理由は、
ドローンが使用している電波
にあります。
現在のドローンは2.4GHz帯や5.8GHz帯の周波数帯無線を活用するのが一般的になっているんです。
一般的な機体の場合は2.4GHz帯ですね。
FPVのレーシングドローンが5.8GHz帯を使用しています。
ところが、この周波数帯はWi-FiやBluetoothの電波なども含まれるそうなので
ドローンの信号だけを見つけるのが難しいんだとか。
電波が混在するとトラブルの元になりかねないので、いずれはもっと周波数帯は分かれてゆくのでしょうけど…まぁ、いろんな事情があるんでしょうね。
不審なドローンを減らすためのもう一つの対策として
もう一つ話題になっているのが、
「登録制にする」
ということ!
車がナンバープレートを付けるように、使用するドローンが誰のものか分かるようにするということですね。
すでにアメリカ、イギリス、スイスなどは機体の登録が義務付けられているんです。
250g以上の機体に適用されるルールになります。
一見面倒な手続きのように思えるかもしれませんが、これにより不審な機体を扱ったり
違法な飛ばし方(飛ばす場所)などが減りますよね!
それと、もう一つメリットがありまして
ドローンを見失ってしまったり、盗難にあった場合でも発見できる可能性があるということなんです。
管理する側がより大変になったり、利用の際のハードルは上がってしまうかもしれませんが
やっぱりドローンを安全に使えて、もっともっと安心できるイメージが広まるほうが良いですよね!
今後の動きに注目です☆