個人宅へのドローン配送実験もスタート!国内最新ニュースまとめ☆

ドローン配送について、どれほどご存知でしょうか?
最近、国や郵便局、企業がドローンによる荷物の配送を行っているというニュースが多いですよね!
ということで、今回は、ドローン配送に関する最新情報をお届けしますね!
興味ある方はぜひこちらの記事をご覧ください☆
[目次]
・個人宅への配送実験がスタート!東京都奥多摩にて(2020年3月20日 追記)
・30kmの長距離配送の実験がスタート (2019年10月29日 追記)
・楽天と西友、猿島にて一般向けサービスを開始!
・国内ドローン配送の問題点とは?
・最先端都市「スマートシティ」構想とは?
・Amazonが宅配サービスをもうすぐ開始へ
・楽天の取り組み
・日本郵便による、郵便局間の輸送実験
■奥多摩の郵便局から個人への配送実験スタート
いよいよ個人宅に郵便を配達するという実験がスタート!
以前までは郵便局間の配送などでしたが、
実際に使われたドローンは1.7kgまでの郵便物を運ぶことができる機体で、
機体自体のサイズは120cmとのこと!
東京都の奥多摩にある郵便局の屋上を飛び立ったドローンは2.5kmも先にある個人宅へと到着しました☆
飛行は予めプログラムされたルートに沿って行われ、上空から着陸場所を示す2次元コードを読み取ってからゆっくりと着陸したそうです。
日本郵便は以前よりドローンを使った配送の実験を繰り返していますが、今回のように個人宅に配達されるのは初の試みですね!
地方における人手不足などの原因もあり、今後さらにニーズが高まりそうです。
それにしても今回対象になった「個人」はいったいどちらの方なのでしょう…それは少し気になりましたが(笑)
今回の実験の成功を受けて、今後の利用の幅がますます広がりましたね!
■30kmの長距離配送の実験がスタート
岡山県和気町でドローンによる長距離配送などの実証実験が始まりました。
この和気町では高齢化と人口減少のため、「買い物難民」が多いそうなんです。
電話やスマホアプリで注文を受けた商品を各地区のヘリポートに届けるサービスが予定されており、
サービスの対象となっている範囲にはファミリーマートも含まれるそうです。
こちらのニュースで一番すごいと思ったのは、配送距離や時間!
飛行時間は1時間15分程度となり、往復30kmを飛行できるのですから驚きですね。
5kgまでの荷物を配送することもできるようですよ。
スペック上では3時間も飛行できることに驚き、詳しく調べてみると電気とガソリンを用いた「ハイブリッド・ドローン」型になるとのことでした。
■楽天と西友、猿島にて一般向けサービスを開始!
いよいよ!
楽天がドローン配送をスタートさせました☆
場所は、毎年観光客で賑わいを見せる人気スポット「猿島」です。
猿島は横須賀市にある無人島なのですが、都心部から電車で1時間くらいでアクセスも良く、海水浴やBBQなどに夏はかなり人が訪れるようですね。
調べたところ、年間で20万人が訪れるそうです!
さて、そんな夏が近づくタイミングに合わせてか、今回対岸に位置する「西友 リヴィンよこすか店」からドローンによる配送がスタートしました♪
▶楽天と西友 7月より離島でドローンによる商用配送サービス提供開始
▶無人島にキンキンに冷えたビールは届くのか? 「ドローン配送」スタート初日に密着
やり方も簡単で、専用アプリケーション「楽天ドローン」から欲しいものを注文するだけ☆(配送料500円)
「西友 リヴィンよこすか店」から猿島までは直線距離で約1.5kmなのですが、
5分で商品を配達することができるそうです。
実際に配送時に使用するドローンは幅160cmもある大型のもの。
最長飛行距離:16km
最長飛行時間:40分
と紹介されていますから、猿島までの距離はまったく問題が無いことがよく分かりますね☆
一般的な空撮ドローンと比べてもかなり大きめのサイズとなり、
最大積載量:5kg
となっています。

また、操縦もアプリケーションやGPSを使って全て自動で行われます。
最大積載量は5kgと書きましたが、実際の注文については4kgまで対応できるので
海水浴やBBQを楽しむ人に飲み物を提供するには最適かもしれませんね!
今回の楽天ドローンは
7月~9月の間
木・金・土の週3日
1日最大8便で実施されています。
1日8便はちょっと少ない気も…
今後の人気次第でもっと利用も運用も増えていきそうですね!
■国内ドローン配送における2つの問題点
▶ドローンで完全に劣勢の日本、プライバシー問題は言い訳にならない
こちらのニュースでは、国内ドローン配送の問題点についてとても分かりやすくまとめられていました!
・カメラを持ったドローンが飛行することで懸念される、プライバシーの問題
・スペースの限られた日本の住居にて、どのようにして荷物を受け取るのか?
やはり、日本の場合は屋上にドローンポートのようなものができるのでしょうか…??
そして、記事の後半にはUber Eatsがアメリカにて実際に行う直前の段階となっているデリバリーサービスの話が!
マクドナルドとウーバーイーツが共同でサービスを提供するそうです。
■「スマートシティ」構想にて、ドローン配送に前向きな視点
最先端の技術を活用した、街づくりのアイデアとして
ドローンが注目されているというニュースを見つけました!
少し前のニュースにはなりますが、ドローンだけではなく新しい街を作る最先端技術をまとめた「スーパーシティ構造」がとても面白いのでぜひ紹介させてください☆
▶最先端都市「スーパーシティ」とは? 2030年の街づくりを支える10分野
2018年11月末に開催された「第3回『スーパーシティ』構想の実現に向けた有識者懇談会」にて、下記の10分野についての発表が行われています。
移動:自動走行、データ活用による交通量管理・駐車管理など
物流:自動配送、ドローン配達など
支払い:キャッシュレスなど
行政:ワンスオンリーなど
医療・介護:AI ホスピタル、データ活用、オンライン(遠隔)診療・医薬品配達など
教育:AI 活用、遠隔教育など
エネルギー・水:データ活用によるスマートシステムなど
環境・ゴミ:データ活用によるスマートシステムなど
防災:緊急時の自立エネルギー供給、防災システムなど
防犯・安全:ロボット監視など
まだまだ課題も多く、全てが確実に実現する!というわけではないようですが、
少なくとも5つの領域以上を2030年には可能とすると述べているそうです☆
まだ10年先…と考えるとけっこう先になる印象ですが、わずか10年でこれだけの内容が変わると、私たちの生活は激変するとも言えますよね!
日本も中国の「深セン」のような街に成長していくのかもしれません♪
国がこれだけバックアップする体制にあるというのは、嬉しいことですよね~。
■アマゾン、ついに宅配サービスを開始!?
(2019年6月7日)
2013年から研究・開発が進んでいる「Prime Air」サービスがいよいよ実現に近づいてきたようです☆
注文から30分以内で、自宅の庭などに荷物が届けられるとのこと!
ドローンは自動運転で飛行し、重さ2.3キログラムまで運ぶできるそうです。
最長24kmの距離をカバーできるので、かなり広範囲でサービスを受けることができますね~!
しかも機体の形がとってもユニーク!
離陸の際は真上に上がって、従来のドローンのような動きをしますが
上空で水平飛行へと切り替わります。
こういった構造だからこそ、長距離飛行を実現しているのでしょう。
また、着陸時には
・付近に人がいないか?
・電線などは張られていないか?
などをチェックして、安全性が認められた時のみ着陸態勢に入るんです。
こんなサービスが実際に行われるまで、もうあと数ヶ月!
楽しみですね♪
■楽天ドローンによる実証実験のニュース
(2019年1月30日)
「いつでも、どこでも、あなたの頼んだものが圧倒的に早く届く」
このキャッチコピーは「楽天ドローン」の公式サイトに載せられている言葉です☆
▶楽天ドローン: 楽天のドローン配送サービス
より、空やドローンの存在が私たちの生活の身近になるようなイメージが湧きますよね!
そんな楽天が、「ドローン配送」をスタートさせる!というニュースがいま話題になっています!
▶楽天、国内初のドローン配送 来年度に 普及へ官民の協力不可欠
今回のニュースではバーベキュー用品をネットで購入したと想定し、3キロ先に荷物を届けるという実証実験が行われたとのことです。
飛行時間は10分でしたが無事に実験は成功し、目的地まで自動で飛行をしたそうです!
近い将来に実現していく「ドローン配送」は、決まったポイントを直線で結ぶわけではなく、
風向きや風速も計算して自動でルートを選ぶようになるんだって☆
(雨などの天候も今後対応してゆくのでしょう!)
また、記事の中にある
ドローンの飛行制限は現在、緩和の方向に向かっている
という言葉も嬉しいですね(*´∀`)
以前物流について書いた記事も参照下さい♪

海外ではアマゾンが「Prime Air」というサービス名で取り組んでおり、国内では日本郵便による実験も行われています。
楽天は2019年中には実施させると発表しており、さぁいよいよどの企業が最初に実現させるのか!?という段階ですね!ワクワクします(^^)
大企業や参入してくることで、配送・物流はさらに加速することでしょう♪

さらに最初に載せた「楽天ドローン」は
・オリジナルドローンの開発
・ショッピングアプリの運用
・ドローンのオペレーション管理ソフトの提供
なども行っているそうです☆
特にオペレーション管理ソフトである「ドローンダッシュボード」はドローンの飛行状態を監視したり、気象状況に応じたドローンの運航可否の判断などを行ってくれますよ!
もう、ドローン配送はかなり身近なところまで来ているって感じですね☆
今後の嬉しいニュースもどんどん載せてゆきます~!

