消防士の課題はドローン操縦!?消防活動に貢献するために

ドローンニュース

最近は局地的なゲリラ豪雨や台風といった、自然災害がわたしたちの生活を脅かすことが増えてきました。
特に被災された方は、生活が一変し、今後の人生にも大きな影響を与えてしまうことになってしまいます。
だからこそ災害が発生した際には、自衛隊や警察官、消防隊などがすぐに駆け付けてくれ、被害を最小限にし人命救助を行ないます。

自然災害として火災が発生する事例は日本では少ないかもしれませんが、火災が発生した際には消防士の出番ですよね。
そんな消防士がドローン操縦を課題としていることは、みなさんご存知でしょうか?

今回は、火災現場に赴き消火・救出活動を行う消防士がドローン操縦を課題とし、そのために講習会を開催したことを紹介させていただきます。

全国43都道府県の消防がドローン保有、課題は操縦者育成

 

ドローンを使った状況把握


消防士がドローンを操縦すると聞くと、ドローンから水を撒いて消火活動に使うのかな?と思いませんでしたか?
ヘリコプターから水や消火剤を撒いて山火事を消している映像を見たことがありますし、わたしもはそうだと思っていました笑

実際にドローンを扱う主な目的は、消火活動ではなく火災現場での状況把握でした。

 

たしかにドローンほどの小型機であれば、水を撒いたとしても鎮火への貢献度は少なそうですもんね笑
しかし、火災現場での状況把握はドローンならではの役割だと思います。

火災現場においては、鎮火はもちろん、人命救助や安全確保、二次災害の防止といった様々な活動が必要です。
もちろん想定外の場所からの爆発や二次災害への誘発などといった危険要因がたくさん潜んでいるため、消防士自身の安全確保も重要になってきます。

 

だからこそ、ドローンで現場全体を見渡し、状況をいち早くキャッチすることで、思わぬ事故の防止や消防活動への貢献にもつながるのではないでしょうか。
しかし、ドローンによる消防活動の貢献はさることながら、課題となっているのはドローン操縦者不足でした。

 

ドローン講習会を開催

[IT media NEWS]全国43都道府県の消防がドローン保有、課題は操縦者育成~講習は高知市消防局の2消防署をつなぎ、オンラインで実施された=奈良県生駒市~より引用

2020年7月に、奈良先端科学技術大学院大学と高知市北消防署、高知市中央消防署をテレビ会議システムで連携し、ドローンに関わる法律や操縦方法などについて学ぶ講習会が開かれました。
受講者は約60名の消防職員で、講師を務めたのはドローンインストラクターの資格を持つ企業の担当者の方とのことです。

目的はドローン操縦者の育成です。
現状、消防署によってはドローン操縦が出来る職員もいるそうですが、事務職員のため、平日にしかドローンを活用できないこともあるそう。
この講習会によって、ドローン操縦者が増えて消防活動が促進されるとは思いますが、ドローンへの関心が高まり、世の中にさらにドローンが溢れるようにはなるのではないでしょうか?

 

ちなみにテレビ電話会議システムを使った勉強会は、わたしたちドローンジョプラスも行なったことはありますが、雰囲気は全く違いそうですね笑

 

消防とドローンのこれから

ドローンを保有している消防本部は、
2017年度は9.6%
2018年度は15.9%
2019年度は27.7%
と、年々増加しており、現在は43都道府県の消防本部が保有していると言います。

これだけ注目が集まっているドローンは、近々すべての消防本部が保有するのではないでしょうか?
しかしドローンを保有したとしても、操縦できる人がいなければ意味はありません。

今回開催した講習会は、このドローンの普及に大きく貢献していますし、さらに増えてくると思います。
消防士の中でドローンを操縦できる人が増えつつも、それが趣味になったり家族と遊ぶきっかけになると思うと、ドローンが与える可能性は無限大ですね!

 

今もなお、火災現場で活躍されている消防士の方々に感謝です。
また、ドローンを活用することで一人でも多くの命を救うきっかけになるかもしれないと思います。
わたしたちができることの一つとして、ドローン業界を盛り上げていくこと!
そのためにもドローンの情報や魅力を世の中に発信していき、社会に貢献していきます。

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