前回、
「ドローンを飛ばすのに資格や免許は必要ありません!」
という話をしました。
ですが、特殊な場合では資格が必要になることもあるんです。
今回は必要な資格と、必要な状況について勉強しましょう。
ドローンの世界は奥が深いですね~
さて、資格が必要な場面はいったいどの場面か?
それは「FPV」です!
FPV…(First Person View)という言葉があります。
日本語では「一人称視点」と訳されているようです。
ドローンにはカメラが付いてると思いますが、その映像を見ながら飛ばすという操縦方法なんです!
まるでゲームの世界のような映像!
ドローンレースは、こういったFPVが広く使われています。
さて、そもそもなぜFPVに免許が必要なのでしょう?
FPVの際には、専用のゴーグルを装着するなどして、ドローンがキャッチしている映像を送る必要があるのですが、そこで使用する電波の種類が5.8GHz帯なんです。
あれ?
「ドローンの操縦には電波を使っているはずでは…?」
と思った方もいるかもしれませんね!
プロポと機体の間で飛ばしている電波は2.4Ghz帯です。
2.4Ghz帯: 免許は不要(プロポと機体)
5.8GHz帯: 免許が必要(FPVなど)
5.8GHzの無線を扱うには、「第4級アマチュア無線技士」の資格が必要になります。
ですから、「ドローンレーサー」の方々は、この資格を持っているということになりますね。
同じ電波でも、用途によって種類があるんです。
勉強になりました!