空、陸、水上…産業や観光で活躍する場をどんどん広げているドローン。
今回は新たに社会の活躍の可能性を広げている帆船型ドローンに注目し、ドローンが生み出す新たな未来についてお伝えします!
テレビの撮影などで使用される機会が増えてきて、徐々に世間に認知されるようになってきたドローンですが、現在は様々な分野でそれぞれに特化したドローンが開発されています。
皆さんも一度は目にしたことがあるかもしれない空撮用などの飛行用ドローンをはじめ、陸上型ドローン、水中型ドローンなどがあり、それぞれの特徴についても過去の記事を参照してみてください。
例えば陸上型ドローンは、4K可視光カメラや赤外線サーモグラフィカメラ、GPSが搭載されているため、これまで進入が難しかった用水路の点検であったり、災害時などの危険地帯の調査などに活躍することが期待されています。
そんな多方面での進化がどんどん進むドローンに、新しい種類となる帆船型ドローンが存在することをご存知でしょうか。
大きさは、用途や使用される場所によってさまざまで、両手のひらを合わせたくらいの大きさから、ひと2〜3人が乗れるサイズまであります。
専用のコントローラーやスマホ、タブレットを用いて簡単に操縦できる他、GPSが搭載されているものは、事前に指示した経路を自動操縦で運行することができます。
・エネルギーを必要としない、帆船の仕組み。
帆船型ドローンは風力をダイレクトに動力とするため、飛行型ドローンが20分程度しか稼動できないところ、帆船型ドローンは5時間〜最大8時間の稼動が可能となっており、燃油代がかからないうえ、地球温暖化ガス抑制にも有効です。
また、セールと呼ばれる帆が風の強い場合にセール面積を狭めることで、風速10m/s以上でも航行できる造りとなっています。
水上を走って簡単に操作ができるドローンだからこそ、様々な分野においての活躍が期待されています。
例えば…
・離島地域への物資運搬・輸送
・水上ドローンの水上を移動するという特徴を生かした水上・水中の撮影
・マリンスポーツにて競技者に追従しながら撮影を行う、ダイナミックな写真の撮影
・ドローンに魚群探知機を搭載することによって行う魚群探知
・漁業分野における給餌、測量、監視などの自動操縦の作業
このようにホビー用途だけではなく産業利用も進んでおり、地球環境にも貢献しながら進化し続ける帆船型ドローンのこれからの活躍にますます期待ですね!
帆船型ドローンは今後、自動帆走技術だけでなく、温室効果ガスを発生しないカーボンフリーなドローンとしての開発が進められています。
大容量バッテリー積載の課題に対しても水素エネルギーを利用した電気推進船への転換促進を図っており、人間の活動から発生する排出物を限りなくゼロにすることを目指す意味のゼロエミッションにも貢献しています。
帆船型ドローンが描く、環境にも優しく、エネルギーの持続可能な未来に期待ですね。
今回は研究が進んでいる最新のドローンをご紹介しましたが、ドローンジョプラスでは他にも多くのドローンやその特徴、実際に体験会などで操作したレポートでもどんどん進化するドローンの魅力を発信していきます。
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