一言で「ドローン」と言ってもいろんなものがありますよね
空撮用に、トイドローンにレース用…そして、水中ドローンも!
その中で「世界のドローンシェア率」ってご存知でしょうか?
1位はもちろん!あのDJIです。
DJIは今や世界の7割以上を占める、中国の巨大企業。
「Phantom」シリーズの一番初めの機体、つまりPhantom1が発売されたのは2012年と言われていますから
その後現在のPhantom4や、折りたたむことのできるMavicシリーズやSPARKなど
驚きの新製品を生み出し続ける人気ドローンメーカーですね。
今もシェアNo.1を独走中です。
世界シェアの2位はフランスの「Parrot」社!
もともとはスマートフォンの開発などを行っていたParrotですが
ドローンに関しては空撮からFPV用の機体まで幅広く手掛けています。
比較的安価なMamboなどもありますし、
子供から大人まで楽しめる機体をたくさん生み出していますね♪
3位はあまり聞き馴染みは薄いのですが、「3D Robotics」という企業です。
アメリカのドローンメーカーで、DJI、Parrotと比べると少し歴史も浅めですが
ハードウェア、ソフトウェア両面の強みを持っている企業のようですね。
中国、フランス、そしてアメリカとまったく場所も文化も違う国々がドローンの開発研究を行っているわけですが
私たちの住むこの日本はどういった状況なのでしょうか?
今回は、日本国内のドローンメーカーに焦点を当てて情報をまとめてみますね!
いろんな企業や、その特徴、取り組みなどについて書いて行ければ良いかなと思っていますが
紹介したいものもいくつかあるので何回かに分けてのシリーズとなりそうです。
では、さっそく行ってみましょう!
今回紹介するのは「株式会社エンルート」!
「人々が、より安全に快適に暮らせる未来社会の実現」に向けて貢献してゆくことをビジョンにしており
埼玉県朝霞市に本社を構える企業です。
2011年から産業用ドローンの開発を進めて、ドローン(マルチコプター)から無人車両、無人艇などを製造しています。
スタートはラジコンの設計、製造、販売だったみたいですね。
エンルートが得意としている分野は「農業」!
産業用ドローンのパイオニアとして知られています。
中でもAC940シリーズは国内導入実績No.1☆
また、AC1500という機体のスペックがすごいんです!
画像引用元:https://enroute.co.jp/
詳しくはこちらのサイトもどうぞ♪
▶農業用ドローンで農業の就労構造を変えていく──株式会社エンルート
農業用ドローンの用途として、よく挙げられるものとして「農薬の散布」がありますが
先ほど紹介したAC1500という機体を使えば1ha分の液剤散布をわずか10分で行うことが可能になるそうです!
上記のサイトでは、従来の無人ヘリとドローンについて比較していましたが
こうして並べてみるとその差は明らかですね!
■無人ヘリ
全長3m
重さは110kg
値段1000万円以上
■AC1500
全幅 およそ1.5m
機体重量 およそ12kg
金額 220~250万円
2019年の4月にはコーポレートロゴのデザインも新しくなり、新しいスタートを切っている株式会社エンルート
建設・インフラ・点検、測量など農業だけではなく強い技術力で広くサービスを展開しています。
「ドローン前提社会」「空の産業革命」の最前線を引っ張ってゆく存在として、さらに活躍を見せてくれることでしょう☆
▶enroute(エンルート) 公式サイト