
こんにちは!ドローンジョプラスを運営する株式会社Kanattaの井口恵です。
「ドローンの仕事」と聞くと、空撮パイロットを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし現在のドローン業界は、空撮だけではありません。
測量や点検、農業、物流、教育、イベント運営など活躍の場は年々広がっており、多様なキャリアが生まれています。
そんな中、女性ドローンパイロットの活躍を後押ししているのが、弊社が運営している女性限定コミュニティのドローンジョプラスです。ドローンジョプラスは、ドローンの魅力を社会に発信しながら、女性が趣味や仕事としてドローンに関われる場を提供しています。
この記事では、ドローン業界のキャリアマップを紹介しながら、ドローンジョプラスで広がる可能性について解説します。
ドローンはもともと空撮用途で知られるようになりましたが、現在ではさまざまな産業で活用されています。
例えば、
などです。
ドローン市場の拡大に伴い、「ドローンを飛ばす人」だけでなく、「ドローンを活用して課題を解決する人」の需要も高まっています。
ドローン業界でキャリア形成するには、一つの正解ルートがあるわけではありません。
興味や得意分野に応じて、さまざまな方向へキャリアを広げることができます。
大きく分けると、
の3つがあります。
映像制作会社や自治体、観光事業者などから依頼を受け、空から映像を撮影します。

求められるのは操縦技術だけではありません。
も重要です。
クリエイティブな仕事をしたい方、美しい映像で人の心を動かしたい方におすすめです。
橋梁や鉄塔、太陽光発電設備、屋根などを撮影し、異常がないかを確認します。
高所作業の危険を減らせることから、インフラ業界で急速に普及しています。インフラ系の会社がドローンパイロットを内製しているするケースが多いので、個人で仕事を獲ってくるよりも企業に就職することの方が近道かもしれません。
農薬散布や肥料散布などを行います。
農家の人手不足解消に貢献できる仕事であり、地方創生との相性も良い分野です。

注意点として、実際に農薬散布のオペレーターをするには、いわゆるドローンの国家資格(無人航空機操縦者技能証明)ではなく、メーカー指定の教習施設や農林水産航空協会が定める講習を修了し、メーカーや機体ごとの技能認定を受ける必要があります。
近年注目されているのが物流分野です。
山間部や離島などでの配送手段として期待されており、実証実験から実運用へと進み始めています。
今後は、
などの専門人材の需要拡大が期待されています。
実際国家資格である一等無人航空機操縦士の取得が必須なのは、ドローンの物流業務における「レベル4飛行(住宅街などの有人地帯上空を補助者なしで目視外飛行させること)」を行う場合だけという意味でも、今後伸びが期待される分野です。
ドローンで撮影した画像から地形データや3Dモデルを作成します。
ここで強調したいのは、測量をはじめとする産業用ドローンの現場では、ドローンの操縦技術だけでは不十分であるという点です。
例えば、建設や土木といった現場では、ドローンはあくまで「情報を収集するためのツール」に過ぎません。その現場で「何が課題なのか」「どのようなデータが必要なのか」を判断するためには、ドローン技術以前に、その業界の専門知識が不可欠です。
逆に言えば、「建設・土木の知識」や「現場経験」をお持ちの方にとって、ドローンは自身のキャリアを大きく飛躍させる強力な武器となります。
撮影したデータを分析し、現場の課題解決につなげる仕事です。 ここでは、最低限のドローン操縦知識に加え、「解析対象となる産業の現場知識(土木・建設の基礎など)」が欠かせません。
専門的なツール(GISや点群処理ソフト)を操る技術はもちろん、解析結果をわかりやすい報告書にまとめ、現場へ「具体的な改善策」を提案する「橋渡し役」としてのスキルが求められます。AIの進化により、今後さらに重要性が高まる、非常にやりがいのある分野です。
機体開発や自動航行システムの開発などを担当します。

ここで特に価値が高いのが、「ドローンを自在に操縦できるパイロット」としての経験を持つエンジニアです。操縦スキルがあれば、「現場で今、何が求められているのか」「どんな機能があれば作業が楽になるのか」という真のニーズを肌感覚で理解できるからです。
ハードウェアの構造知識と、ソフトウェアによる制御の理解。この両軸を身につけ、技術の力で現場をアップデートするエンジニアは、建設・土木をはじめとする産業界から非常に熱い視線を送られています。「ものづくり」と「空の仕事」を掛け合わせたい方に、ぜひ目指してほしい職種です。
ドローンのスキルを「教える」仕事には、大きく分けて2つの側面があります。
1つは、産業界で活躍するパイロットを育てる「産業人材の育成」です。ドローンスクールのインストラクターや企業研修の講師として、実務に即した安全管理や専門知識を指導します。現場の泥臭い経験と知識を伝えられる指導者は、業界内外から厚い信頼を寄せられます。

もう1つは、次世代の才能を伸ばす「学校教育」です。ドローンやプログラミングを用いた授業支援を通じて、子供たちの論理的思考力や空間把握能力を育みます。産業現場のリアルを知る人材が教育現場に入ることは、子供たちにとって「将来の可能性」を具体的にイメージする大きな刺激となります。
どちらの道も、教えること以上に「自分自身の学び」が深く、一生モノのスキルとなります。産業の最前線と教育の現場、どちらの視点も持ち合わせることで、唯一無二のキャリアが拓けていきます。
ドローンの魅力を発信する体験会や地域イベントの企画・運営を行います。
この仕事は、ただ盛り上げるだけの役割ではありません。ドローンに対して「難しそう」と感じている人々の心理的ハードルを取り除き、正しい安全知識を広める「業界の啓蒙者」としての側面があります。

同時に、イベントは「未来のプレイヤーを発掘する入り口」でもあります。そこでの出会いが、後に業界を牽引する人材の第一歩となることも珍しくありません。
企業や自治体へドローン活用を提案し、新たな事業を創り出す仕事です。
ここで特筆すべきは、「ドローンの技術的特性」と「現場のビジネス課題」の両方を深く理解している人材の希少性です。ただ製品を売るのではなく、現場の専門知識をベースに「この現場にはこの技術が最適である」と論理的に提案できる人材は、現時点でも極めて不足しており、今後その需要はますます高まっていきます。
技術とビジネスを繋ぐ「橋渡し役」として、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する役割は、まさにこれからのドローン業界において最も戦略的かつ影響力の大きいキャリアの一つと言えるでしょう。
ドローン業界に興味があっても、
「未経験だから難しそう」
「女性が少ない業界なのでは?」
と不安を感じる方もいらっしゃると思います。
ドローンジョプラスは、そんな女性のために生まれたコミュニティです。

関東、関西を中心に全国で活動する女性ドローンパイロットが所属し、空撮実習やオンライン勉強会、情報交換会などを通じてスキルアップできる環境を提供しています。さらに、ドローン体験会のスタッフや産業ドローン案件に関わる機会も用意されています。
また、コミュニティ内には空撮だけでなく、農業、物流、点検、プログラミングなど幅広い分野に関わるメンバーも在籍しています。
そのため、「まずは趣味から始めたい」という方も、「将来的に仕事につなげたい」という方も、自分に合った関わり方を見つけやすいのが特徴です。
ドローン業界には、
など、さまざまなキャリアがあります。
そして、そのどれか一つが上というわけではありません。
自分の興味や強みを活かしながら、専門性を高めていけるのがドローン業界の魅力です。
もし「ドローンを仕事や趣味にしてみたい」と考えているなら、まずは女性ドローンパイロットコミュニティであるドローンジョプラスに参加し、業界との接点を作るところから始めてみてはいかがでしょうか。
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