200g以上と200g未満で異なるドローンの規制について!トイドローンの注意点などをまとめました☆

今回はふとした会話をきっかけに思った、
「ドローンの重さ」
についてお話です。

200gでルールが異なるということはなんとなく知ってる!という方も多いかもしれませんね。

・具体的にどういったルールなのか
・どの重さを考えれば良いのか?

などについてまとめてゆきたいと思います。

このルールを定めているのは「航空法」です

ドローンについて調べると、まず頻繁に目にするこの「200g」ルールですが
定めているのは「国土交通省」なんですね!
航空機などの安全飛行のために決めたルールで、すでに70年弱の歴史がある法律です。

ドローンが航空法によりはじめて定められたのは2015年のお話。
その後2019年には改正し、飲酒時の飛行禁止などのルールが追加されました。

▶航空:飛行ルールの対象となる機体 – 国土交通省
には、次のように書かれています。

無人航空機は、「飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの(200g未満の重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)のものを除く)」です。いわゆるドローン(マルチコプター)、ラジコン機、農薬散布用ヘリコプター等が該当します。

▶航空:飛行ルールの対象となる機体 – 国土交通省

よく
200g以下?
200g未満?
と混乱しそうになりますが、ここにははっきりと「200g未満」と書かれていますね。

国内ドローンを分ける時の表現は
200g以上
200g未満
と言って良さそうです♪

 

どの部分で200g?プロペラガードは含む?含まない?

次に、どの部分の重さに注意すれば良いかについて考えてみましょう。
一言で「ドローン」と言ってもいろんなパーツに分かれますよね。

・本体
・バッテリー
・プロポ(コントローラー)
・プロペラ
・プロペラガード
・MicroSDカード

「バッテリーはあくまでバッテリーなんだから、ドローンの重さって本体を指すんじゃないの?」
なんて言いたくなっちゃいますが、本体だけでバッテリー無しだと
そもそも飛べない
ので、ドローンとは言えないかもしれませんね、、(笑)

なので、バッテリーは必須です(当然ですが!)
同じ理由でプロペラも必要ですよね。

けれど安全性の面から考えるとプロペラガードも必須と言えます。
そして操縦するにはプロポも必要で…
いったいどこまでの重さを考えればいいのでしょう?

 

こう覚えると分かりやすい!「ドローンの重さ」

プロペラガードはドローンの重さに含めて考えるのか?

答えは、NO!です。
プロペラガードは「機体の重さには含めない」と考えます。
また、SDカードも同じです。

つまり飛行に最低限必要な

機体+バッテリー

が「200g以上となるかどうか」だけを判断すれば良いわけですね☆
ここまであえて特に触れてきませんでしたが、もちろんプロポの重さは考えなくてもOKです!

言い換えると、
機体+バッテリー
が200g未満なっていれば、あとからプロペラガードを付けて200g以上になったとしても
トイドローンのルールが適用されるということになります。

この例が非常に分かりやすいのが、DJIから去年発表された「Mavic Mini」!
こちらは日本国内のみ200g未満ということで、大きな話題となりましたが
プロペラガードを付けると200g以上になるって、知ってました?

けれどここまで読んできた方であればすぐ分かるように
200g未満のトイドローン
という扱いになるわけです。
DJI、ギリギリを攻めましたね~!

 

他にもある!ドローンに関する大事な「規制」

さて、今回はドローンのルールを分ける重要なポイント
200g以上・200g未満
についてのお話をまとめてみました!

細かい点かもしれませんが、きっちりルールを把握しておきたいものですね。
そして今後航空法自体が変わったり、一部変更になるかもしれませんので
定期的にチェックする習慣を付けておきたいものです。

あ、それから最後になってしまいますが
いくら200g未満であっても
「この施設・敷地内でドローン禁止!」
と書かれていたりしませんか?
公道の場合は別の法律が適用されるという点も注意です。

日本国内のルールだけではなく、その場でのローカルルールなども
しっかり押さえておきたいものですね。
これ以外にも電波法(プロポが使用する電波帯域は2.4GHz帯に)や
カメラを使って映像を撮る際にはプライバシーの問題などもあります。

最低限のルールを一つ一つ確認しながら、楽しいドローンライフを送りましょう☆

 

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