
2026年1月21日、NTT東日本主催「第19回現場力向上フォーラム」にて開催されたドローン技能競技会を取材しました。災害対応を想定した本格的な競技と、現場で活躍する女性ドローンパイロットの姿に、ドローンの未来と可能性を強く感じる一日となりました。
今回お邪魔したのは、NTT東日本と協力会社のみなさんが日々の業務で培った技術力を披露する場「現場力向上フォーラム」です。第19回目となる今回は、技能競技会や展示、ワークショップなどが二日間にわたり実施されました。
ドローンジョプラスが今回参加できた背景には、ドローンジョプラスを運営する株式会社Kanatta代表井口さんが、2025年に登壇したイベントでのご縁がありました。NTT東日本神奈川支社のみなさんとのつながりが今回の取材へと発展し、現場力向上フォーラムのリアルな姿をお届けできることになりました。

競技会で使用されていた機体は、点検分野でも導入が進んでいるSkydioの「Skydio X10」。国内ではNTT e-Drone Technologyが取り扱っています。
競技はエリア対抗形式で行われ、各地区の代表選手が災害発生時を想定し、要救助者の探索や建物点検などを実施します。操縦スピードだけではなく、安全確認、正確性、状況判断など、実務に直結するスキルが総合的に評価されていました。
会場ではドローンのカメラ映像がモニターに映し出され、実況とともにルール解説も行われていたため、専門知識がない来場者でも理解しやすい構成になっていました

とくに印象的だったのは、空からの要救助者探索です。上空からの視点は地上とはまったく異なり、迅速な状況把握が可能になることを実感しました。災害大国である日本において、ドローンは今後さらに重要な役割を担う存在になっていくと感じます。
今回特に注目したのは、北海道ブロック代表として出場した紺野萌さんです。各地区代表の中で唯一の女性パイロットとしての出場でした。

紺野さんは二年連続の出場とのことで、終始落ち着いた表情が印象的でした。目視外飛行中、モニターを真剣に見つめながら繊細な操作を続ける姿には、日々の訓練の積み重ねが感じられます。
NTT東日本では500名を超えるドローンパイロットが業務に従事しているそうですが、女性はまだ少数派とのことです。だからこそ、こうした舞台で堂々と操縦する姿は、多くの女性に勇気を与える存在だと感じました。
展示ブースでは、ドローンを活用したさまざまなソリューションも紹介されていました。農業分野ではAC102と連携した鳥獣害対策レーザーの実演が行われ、実際の運用についてもご説明いただきました。

また、閉所点検用ドローンとして注目されているELIOS 3の展示もありました。人が立ち入れない暗所や狭隘箇所でも安定飛行が可能で、飛行と同時に3Dデータ化できる技術は、インフラ点検の安全性と効率を大きく向上させます。

ドローンは空撮だけのものではなく、点検、農業、防災など幅広い分野で社会インフラを支える存在へと進化していることを改めて実感しました。

フォーラム翌日には、NTT東日本本社にて紺野萌さんと、映像部門で空撮を担当する佐藤琴音さんにお話を伺いました。
お二人とも、社内でドローン業務の募集を知り、自ら手を挙げて挑戦したとのことです。橋梁点検と映像空撮という異なる分野ながら、「自分の技術で社会に貢献できることがやりがい」と語ってくださいました。
業務の合間に練習を重ね、資格取得や技術向上に励んできたというエピソードからは、強い意志と責任感が伝わってきました。
今回の取材を通して感じたのは、ドローンは特別な人だけのものではないということです。きっかけは「やってみたい」という気持ちだったという声が印象的でした。
適切な教育体制と安全管理のもとで経験を積めば、女性でも未経験者でも、現場で活躍できるフィールドが確実に広がっています。ドローン業界は今まさに成長過程にあり、新しい人材を求めています。

NTT東日本「第19回現場力向上フォーラム」でのドローン技能競技会は、災害対応を想定した本格的な内容と、現場で活躍する女性ドローンパイロットの存在が強く印象に残るイベントでした。ドローンは社会インフラを支える重要な技術として、着実に進化を続けています。
これからも、ドローンジョプラスは、ドローン業界の懸け橋となり、働く女性の活躍の場を増やしていきます。ドローンジョプラスのメンバーには、新しい趣味を始めたい方や、ドローンの操縦技術を上げたい方、ドローンを仕事にしたい方など様々な女性がいます。ドローンのことならドローンジョプラスへ!!
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