ドローンの産業分野への活用は、農薬散布や空撮、土木測量、設備・インフラ点検、搬送物流、警備など様々な分野に利用されており、人的コストや時間的コストの削減などができると期待されています。
ドローンジョプラスは、2023年5月25日に有限会社ワールドファニッシング・グループ様(所在地:群馬県前橋市)(以下、WFG)が参画された案件に同行し、ドローンによる「太陽光パネル洗浄」を見学しました。
ドローン活用の現場を体感できる貴重な機会となった見学会の様子をレポートしていきます。
今回の見学会は、WFG様との協業をKanattaから相談させていただいた中で、測量分野の活用でデモフライトをする現場を見せていただけるということになり、実現しました。
見学の機会をいただいたWFG様は、ドローン事業を幅広く手がけており、農業や設備点検、空撮、「国家資格」や「民間資格」が取得できる講習を行っております。
また、WFG様が「太陽光パネルの洗浄」に参画してドローンを活用することになった経緯ですが、太陽光パネルを洗浄する作業は定期的に発生することから人的なコストや時間的なコストなどが大きく、作業者の負担も大きかったところを解決する手段として提案したことがきっかけだそうです。
見学会には、20名近くの方が参加され、
ドローンジョプラスからはドローンジョプラスメンバー2名【はみさん、みゆきさん】とKanattaスタッフの【りっちゃん】が
「今後ドローン案件を獲得していきたい」
「実際にドローンを活用した現場を知りたい」
という目的で参加しました。
(▲Kanattaスタッフ撮影)
これまでの「太陽光パネル洗浄」は
「作業員が脚立にのぼってパネル清掃したあとに降りて、次のパネルの清掃を行う」
という作業を太陽光パネル1枚1枚に行っていたため、非常に工数が多いものでした。
今回のドローンを活用することによって、「太陽光パネル洗浄」の行程は2つに大幅削減され、
「①測量」「②洗浄」
のみになりました。
「①測量」
測量は、ドローンによる洗浄作業の自動航行ルートをプログラミングするために行います。
今回は、見学会の前日に測量用ドローン(DJI MATRICE 300 RTK)を使用し、洗浄を行うドローンの航路ルートのデータ取得を行っていました。
「②洗浄」
プログラミングした洗浄を行うドローン(DJI AGRAS T30のタンクに特殊な高圧洗浄ノズルを付けたもの)を飛ばして、太陽光パネルの洗浄を行っていました。
特筆すべきは、タンクの水やバッテリーが不足してきたときの補給前後のスムーズな動きで、作業を再開する際は補給直前の位置まで自動で移動していたことに驚きを覚えました。
今回、ドローンを導入したことによって
・パネルの損傷リスクや高所作業の事故リスクが減った
・人的/時間的なコストの削減(手作業では1週間のものが、ドローンでは2日間で完了)
など、様々な業務改善につながったとWFGの担当者の方から教えていただきました。
実際に参加したドローンジョプラスメンバーからは
「実際にこのような太陽光パネルのデモフライトを見れたことは、とても有意義でした。様々な分野でのドローンの活用の可能性を凄く感じました。」
という感想があり、ドローンの活躍の場がさらに広がっていくことを実感できた見学会となりました。
今回の見学を通して、産業用ドローンの現場知見やドローンの可能性の広がりを感じる機会となりました。
ドローンの活躍の場が広がることで、ドローンを扱える人材の需要が増えていくことがわかりました。
ドローンジョプラスでは、企業とタイアップしてドローンの仕事を紹介しています。
ドローンの仕事をしたことがない方でも、ドローンの仕事を経験した方と同行することで操縦スキルアップやドローンなどに関する情報交換ができます。
今回見学の機会をいただいたWFG様とも、今後も協業しながら「ドローン人材の輩出」に取り組んでいきます。
ドローンの仕事に興味がある方はぜひ一緒にやりましょう!
「ドローンのことならドローンジョプラスへ!」
☆ドローンジョプラスへのお仕事の依頼はこちらまで☆
☆ドローンの情報やドローンジョプラスの活動をもっと知りたい方は、今すぐ登録☆