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「祖父の田んぼを空から撮りたい」から始まった。ドローン初心者の女性SEが“教える側”に挑戦するまで

「ドローンに興味はあるけれど、触ったこともないし、自分にできるかわからない」
そんな不安から、なかなか一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、ドローンジョプラスのメンバー「土佐ちゃん」。
高知県出身であることから、メンバーにはこの愛称で親しまれています。
土佐ちゃんも、入会前はドローンに一度も触れたことのない初心者でした。

システムエンジニアとして働きながら、2022年にドローンジョプラスへ入会。現在は、子どもたちにドローンの操縦やプログラミングを教える体験会で活躍し、メンバー向けの講師にも挑戦しています。
「まずはやってみる」を積み重ねることで、活動の幅を広げてきた土佐ちゃん。
ドローンとの出会いから、教える側に立つまでの道のりを聞きました。

ABOUT ME|土佐ちゃん

高知県出身、東京都在住。
高知大学を卒業後、上京してIT企業に就職。
システムエンジニアとして働く傍らドローンを始め、2022年4月にドローンジョプラスへ入会。

現在は操縦体験会やプログラミング体験会を中心に活動し、メンバー向けの講師にも挑戦中。
愛機はDJI Mavic 2 Pro。

祖父の田んぼと、旅先の景色を空から撮ってみたかった

――ドローンジョプラスを知ったきっかけを教えてください。

友人から紹介してもらったことがきっかけです。
それまでドローンに触れたことは一度もなかったのですが、話を聞いて「おもしろそう!」と興味を持ちました。

――ドローンで、どんなことをしてみたかったのでしょうか?

地元の高知にある祖父の田んぼや山を、空から撮影してみたいと思ったんです。
旅行も好きなので、旅先の景色をドローンで撮影できたら素敵だな、と。
まったくの初心者だったので、正直「自分にできるかな」という不安もありました。
でも、それ以上に「やってみたい」という気持ちが大きくて、入会を決めました。

毎月の実技講習会で、基本の操縦からコツコツ練習

――初心者からのスタートでしたが、どのように操縦を身につけていったのですか?

毎月の実技講習会に参加して、アドバイザーの方に教えてもらいながら練習しました。
最初は、ゆっくりまっすぐ飛ばすことから。
四角形に沿って移動したり、8の字を描くように飛ばしたり、基本的な操作を繰り返し練習しました。

――特に難しかったのは、どんなところですか?

まっすぐ飛ばすことや、一定のスピードを保つことですね。
特に、ゆっくりとなめらかに動かすのは難しいです。
今でも基礎練習は大切にしていて、一定のスピードで安定して飛ばせるように意識しています。

【編集部メモ】
最近のドローンは、GPSやセンサーの働きによって、空中で同じ位置にとどまる「ホバリング」が比較的簡単にできます。一方、思いどおりの方向に、一定の速さでなめらかに飛ばすには、練習が必要です。
四角形に沿った移動や8の字飛行は、ドローンの国家資格の実地試験でも採用されている基本的な操縦技術。
土佐ちゃんが続けてきた地道な練習が、現在の活動を支える土台になっています。

初めての空撮は「とにかく緊張した」

――初めて空撮したときのことを覚えていますか?

とにかく緊張しました!
「ドローンが落ちてしまわないかな」「ちゃんと戻ってきてくれるかな」と心配で。
でも、飛ばしているうちに、空から見えるきれいな景色に感動して、だんだん楽しくなっていきました。
ただ、家に帰って撮影した映像を見返してみると、画面が揺れていたり、途中でスピードが速くなっていたり……。
反省点ばかりでしたね(笑)。

――今でも、空撮で難しいと感じることはありますか?

もちろんあります。
自分が満足できる映像を撮れるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。
空撮するたびに改善点が見つかるので、毎回「今日はここを意識しよう」とテーマを決めて飛ばすようにしていす。

――ドローンを始めてよかったと感じたのは、どんなときですか?

家族旅行で、旅先の景色や家族の写真・動画を自分で撮影できたことです。
自分でドローンを飛ばして、家族との思い出を映像に残せたのは、とてもうれしかったですね。

【編集部メモ】
土佐ちゃんの愛機「DJI Mavic 2 Pro」は、1インチセンサーを備えたハッセルブラッド製カメラを搭載したドローン。
高画質な風景撮影ができる機体として知られています。

本業のSE経験を活かして、子どもたちにドローンを教えるように

――入会後は、どのような活動に参加してきましたか?

実技講習会や空撮企画には積極的に参加して、操縦の練習を重ねてきました。
それに加えて、子ども向けのドローン操縦体験会や、プログラミング体験会にも参加しています。
システムエンジニアとしての経験を活かして、長期間のプログラミング教育の案件も担当しました。

――長期間の案件とは、どのような内容だったのでしょうか?

小学生を対象に、週1回のプログラミング授業を数か月にわたって担当しました。

――ほかには、どのようなイベントに参加しましたか?

HANAZONO EXPOでのプログラミング体験会や、東急バスとコラボした子ども向けの「ドローン×プログラミング体験会」などです。
東急バスとのイベントは、夏休みや春休みに開催しました。

【編集部メモ】
ドローンジョプラスでは、企業や学校と連携し、子どもたちがドローンに触れる機会を提供しています。
ドローンを使ったプログラミング体験では、自分で組んだプログラムに沿って機体が飛ぶ様子を実際に見ることができます。
画面の中だけでなく、目の前でドローンが動くため、プログラミングの仕組みを楽しく学べるのが魅力です。
日本では2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化され、2021年度からは中学校でもプログラミングに関する学習内容が拡充されました。

ドローンは、こうした教育の現場でも活用されています。

※東急バスとの体験会の様子は、イベントレポートでもご紹介しています。

――これまでの活動で、特に印象に残っているものを教えてください。

成城中学校・高等学校で行った、ドローンの操縦体験会とプログラミング体験会です。
中学生のみなさんに、1日を通して操縦とプログラミングを体験してもらいました。
少し教えるだけで、どんどんできるようになっていくんです。
しかも、教えたことだけで終わらず、自分から新しいことに挑戦していく姿が印象的でした。
生徒のみなさんの成長を間近で感じられて、教えることの楽しさややりがいを実感しました。

――ドローンジョプラスに入会してよかったと思うことは何ですか?

普段の生活や仕事では出会えない方々と関われることです。
さまざまな企業の方と出会ったり、本業では経験できない業界や分野に触れたり。
ドローンを始めたことで、自分の世界が広がったと感じています。

「初心者の気持ちがわかる」からこそ、教える側に挑戦したい

――入会してから、ご自身の中で変わったことはありますか?

私は本当にゼロからのスタートだったので、最初は何でも学んで吸収しようという気持ちでした。
でも、少しずつ経験を積むうちに、新しく入会したメンバーに教えたり、人前で話したりする機会が増えてきたんです。
教える立場になると、正しい知識を伝える責任もあります。
だからこそ、自分自身も学び続けることが大切だと感じるようになりました。

――現在は、メンバー向けの講師にも挑戦しているそうですね。

はい。
もともと、将来的にドローンを仕事にできたらいいな、という思いはありました。私自身、ドローンにまったく触れたことのない状態から始めたので、初心者の方が感じる不安や難しさはよくわかります。
だからこそ、初心者の気持ちに寄り添いながら教えられる講師になりたいと思って、挑戦することにしました。

次の目標は国家資格。ドローンを「働き方の選択肢」に

――これから挑戦したいことを教えてください。

まずは、ドローンの国家資格である「二等無人航空機操縦士」を取得したいです。
そして将来的には、ドローンを仕事の選択肢のひとつにできたらいいなと思っています。

【編集部メモ】
「二等無人航空機操縦士」は、2022年12月に始まったドローンの国家資格制度のひとつです。
資格を取得し、機体認証を受けたドローンを使用するなど、必要な条件を満たすことで、一部の飛行について国への許可・承認申請を省略できる場合があります。
なお、ドローンを仕事にするために国家資格が必ず必要というわけではありませんが、操縦技術や知識を証明する手段のひとつになります。

――その先には、どのような目標がありますか?

いずれは、ドローンが自分の働き方の選択肢のひとつになったらうれしいです。
それから、ドローンジョプラスの中で「初心者からでも、こういうステップを踏めばここまでできるんだ」というモデルになれたらいいなと思っています。

――ドローン業界やドローンジョプラスに、今後期待することはありますか?

ドローンの仕事は、現場によっては労働環境が厳しいこともあります。
だからこそ、もっと多くの人が気軽にチャレンジできる機会が増えてほしいです。
ドローンジョプラスには、これからも空撮企画や練習できる場所をつくってもらえたらうれしいですね。

――最後に、これから何かに挑戦したいと思っている方へ、メッセージをお願いします。

まずは、やってみることからスタートしてみてください。
実際に始めてみると、「次はこうなりたい」「こんなことにも挑戦してみたい」という目標が、少しずつ見えてくると思います。
最初から全部決めておかなくても大丈夫。
まずは一歩、踏み出してみてほしいです。

「まずはやってみる」から、新しい可能性が広がっていく

「祖父の田んぼや、旅先の景色を空から撮ってみたい」
そんな身近な思いから、土佐ちゃんのドローンへの挑戦は始まりました。
最初は、ドローンに触れたこともない初心者。
毎月の実技講習会で基本の操縦を練習し、緊張しながら初めての空撮に挑戦。思うように撮影できないことがあっても、そのたびに課題を見つけ、練習を重ねてきました。
やがて、子どもたちにドローンを教える機会が生まれ、本業のシステムエンジニアとしての経験を活かせる場も広がりました。
そして今は、初心者の気持ちに寄り添える講師を目指し、国家資格の取得にも挑戦しようとしています。
趣味として始めたドローンが、新しい出会いや経験につながり、将来の働き方の選択肢にもなっていく。
土佐ちゃんの歩みは、そんなドローンの可能性を感じさせてくれます。
最初から明確な目標や特別なスキルがなくても、興味を持ったことに一歩踏み出すことで、見えてくる世界があります。「ドローンに興味はあるけれど、一人で始めるのは不安」

そんな方も、土佐ちゃんのように、仲間と一緒に新しい挑戦を始めてみませんか?

土佐ちゃんInstagram
https://www.instagram.com/tosa_dr

ドローンジョプラスで、あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか?

ドローンジョプラスは、ドローンに興味のある女性が集まり、操縦技術を学んだり、空撮を楽しんだり、さまざまな活動に挑戦できるコミュニティです。
土佐ちゃんのように、ドローンに一度も触れたことのない初心者からスタートしたメンバーもたくさんいます。
「新しい趣味を見つけたい」
「ドローンを飛ばして、きれいな景色を撮影したい」
「操縦技術を身につけて、いつか仕事にもつなげたい」
そんな思いを持つ女性をお待ちしています。

ドローンジョプラス説明会のご案内

ドローンジョプラスの活動に興味がある方に向けて、オンライン説明会を開催しています。
説明会では、ドローンが活躍している分野や知っておきたい法律、ドローンジョプラスの活動内容などをご紹介します。
メンバーによる特別講座や、質問できる時間もあるので、ドローン未経験の方もお気軽にご参加ください。

https://drone-girls.peatix.com

ドローンジョプラスでは、これからも女性がドローンを通じて新しい可能性に出会い、挑戦できる機会を広げていきます。
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