「娘が夢中になっていることを応援したい」「でも、それが宇宙だったら…?」 そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。しかし、宇宙もドローンも、今や私たちの生活に近づきつつある現実のフィールドです。今回は、宇宙やドローンという理系の分野で、女性たちの可能性を広げている注目の活動についてご紹介します。
ドローンや宇宙にまったく興味がなかったという井口恵社長は、公認会計士としてのキャリアを経て、女性の活躍を応援するために起業。注目したのが、当時急成長中だったドローン業界です。日本ではドローンパイロットの9割が男性という事実に「もったいない」と感じ、女性パイロットを支援するコミュニティ「ドローンジョプラス」を立ち上げました。
この活動が軌道に乗ると、今度は女性が宇宙分野でも活躍できるようにと、2020年に「コスモ女子」を設立。コロナ禍の影響でオンライン中心の活動になったことで、全国各地はもちろん、海外にも仲間が広がりました。
コスモ女子のメンバーは、学生から社会人、親子まで年齢もバックグラウンドもさまざま。中には宇宙服のデザインがきっかけで参加し、実際に宇宙関連企業に転職したメンバーもいるほどです。
特に注目されたのは、2024年8月に人工衛星「Emma」をJAXAへ引き渡し、アメリカで打ち上げを成功させたプロジェクト。通信のための地上アンテナは、なんと賃貸物件の屋上に建設されたとのこと。知識ゼロからの挑戦でも、一歩踏み出す勇気があれば、大きな成果を生み出せるという証明です。
宇宙やドローンと聞くと「理系じゃないと無理そう」と思う方も多いかもしれません。でもコスモ女子では、文系出身のメンバーも多数活躍しています。講演会を通して宇宙関連の企業とつながり、実際に宇宙業界に転職した例もあります。
井口恵社長が大切にしているのは、最初の「おもしろい!」という気持ち。その気持ちさえあれば、子どもでも大人でも自然と学びが始まり、自分で未来を切り開いていけると語ります。
母としての顔も持つ井口恵社長は、「親こそチャレンジしている姿を見せることが大事」と話します。勉強や習い事も大切ですが、それ以上に“好きなことに熱中する姿”が子どもに与える影響は計り知れません。
だからこそ、ドローンや宇宙といった新しい分野への一歩を、もっと身近に感じてほしい。その入り口として、体験会や勉強会が数多く開催されているのです。
詳しくは、ヒューマンアカデミー|ロボット教室の記事もご覧ください!
https://kids.athuman.com/cecoe/articles/000265
現在、ドローンジョプラスには「趣味としてドローンを始めたい」「もっと操縦が上手くなりたい」「ドローンを仕事にしたい」といった多様な女性が集まっています。
こうした取り組みが、これからの日本の理系教育やキャリア選択に大きな変化をもたらすことでしょう。ドローンや宇宙が“特別な世界”から“誰にでも開かれた未来”へと変わっていくためには、井口恵社長のような存在と、参加する一人ひとりの挑戦が欠かせません。
これからも、ドローンジョプラスは、ドローン業界の懸け橋となり、働く女性の活躍の場を増やしていきます。ドローンジョプラスのメンバーには、新しい趣味を始めたい方や、ドローンの操縦技術を上げたい方、ドローンを仕事にしたい方など様々な女性がいます。ドローンのことならドローンジョプラスへ!!
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