ドローンで
自然を観測する方法は
多々取られます。
やはりそのメリットは
広範囲を同時に観測できること。
クマの探索でも活躍していましたね。
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今回は
クマ同様に ”生き物” の観測に関するドローンの活躍ですが、
危険回避ではなく、保護活動への利用です。
みなべ町山内の千里の浜は、
西日本最大の『ウミガメの産卵地』
として知られています。
その調査と保護を行っている団体が
「みなべウミガメ研究班」
毎年、5月~8月頃が産卵シーズンになっており、
ボランティアの協力も得ながら
夜間と昼間の調査を行っています。
夜間の観察は醍醐味ではありますが、
実際にその瞬間を捉えられるのは
貴重な瞬間。
多くは、昼間の活動で、
幅数十メートル、.13キロメートルに及ぶ砂浜を
歩いて痕跡がないか調査することになります。
これは重労働。
どうやったら、省力化できるか。。。
そこで導入されたのが、ドローンです!
昼間の活動であれば、十分に観測が可能。
尾田賢治会長は、
ドローンによる広範囲の調査を考えました。
普段は仕事をしながら
ボランティアで活動しているメンバー達。
なんと、今回、
ドローンを自費で購入し、自費でトレーニング。
観察にかける
こだわりは、さすがとしか言えません。
そして5月30日、
全メンバー集結のもと
ドローンによる調査開始。
無事、
ウミガメが上陸した
砂浜の足跡を発見しました!
これにより、
産卵のピンポイント調査が可能に。
孵化の観察もはかどることでしょう。
これまでより、正確な観測数が
省力化して行えそうです。
夜でも見えるカメラ
や
静音性の高いドローン
があれば、
夜間の産卵もリアルタイムで発見が
できるかもしれません。
楽しみですね。
危険管理だけでなく、自然調査まで。
幅広く活躍するドローンのニュースに
今後も期待です。