ドローンでルワンダの飢餓は救えるのか。日本大手企業が貢献する農業支援とは?

<SDGs×ドローン 持続可能な社会をドローンと共に>

『車なんて、とてもじゃないが買えない』という人たちにも、出来ることはないだろうか。
2050年には世界人口の四分の一を占めるとされ、長期成長市場としても注目されているアフリカ。
しかし、山奥の村では、車を購入するお金もなく、舗装されてない道も多いため、生活するための最低限の水や作物を、数キロメートルにも渡って運び歩いているんだそう。

今回はアフリカのルワンダに焦点を当てて、「SDGs(エスディージーズ)」の中の、「2.飢餓をゼロに」のゴールに基づいて考えていきましょう!

 

SDGsってなんだろう?

そもそも「SDGs」とは何か、みなさんはご存じですか?
テレビなどのメディアでもよく取り上げられていると思います。

詳しくはコチラでも紹介しているので、ぜひ一読ください!
[clink url=”https://drone-girls.com/lets_drone/news/drone-mapping/”]

 

 

日本大手企業の最強タッグ?!JICA×トヨタ・楽天のミッション

トヨタ自動車株式会社と楽天株式会社がタッグを組んで2019年から取り組んでいるミッションがあります。
それは「ルワンダ国 次世代型モビリティ(ドローン)を活用した高付加価値農作物輸出促進のための普及・実証・ビジネス化事業」
国際協力を行うJICAの民間連携事業の一つとして実施しているんだそうです。

まずは、ドローンを活用することで悪路により困難だった物流アクセスを改善を行います。
そしてドローンで収集したデータをもとに輸出市場が求める安定した質と量の供給を行い、高付加価値農作物の輸出促進を目指すのです。
日本企業によるルワンダでのSDGsビジネスについて、ルワンダで情報発信とツアー業を営むタケダノリヒロさんが、自身のYoutubeチャンネルで紹介してくださっています。
ぜひ観てみてくださいね!

 

地上走行型ドローンの出番

貧困故に、生産性の高い農業を営むための方法を知る者がいないため、アフリカの農園の特徴は、日本人からすると驚くことの連続。
畑が四角くなかったり、日本のように畝をつくって、種を1列に植えずに撒いたり…。

そこで、地上走行型ドローンの出番です!

地上走行型ドローンの操作オペレーターは、日本人スタッフ。
畝の間に地上走行型のドローンを走らせ、付属のカメラで生育状況を撮影します。
日本の専門家へ送信し、病気や害虫の把握、収穫時期の判断などを週1回のペースで行い、現地のスタッフがそれに応じて病気の花を摘み取るなど対応します。
そこで、病気や害虫の感染拡大を防げば、売り上げの大幅なロスが減ることでしょう。

詳細な記事はコチラからぜひご覧ください。
「ドローンでルワンダの農業に革命を」――トヨタがアフリカの新事業に泥臭く挑むワケ

 

まとめ

今日生きることで精一杯の人達がいること。
そしてその人達に対して、なにかできることがないだろうかと考えること。
そして、事業を提供すること。

著しい経済成長を遂げるアフリカでは、貧困も紙一重となっています。
SDGs「2.飢餓をゼロに」について、私たちは何が出来るのでしょうか。
みなさんにとって考えるきっかけになれば幸いです。

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