みなさんは自分と意見が違う場面になったら、どのように振る舞いますか?
右だと思っているけどみんなが左に行くからわたしも左かなぁ。。。
わたしは賛成だけどあの人は反対だから反対にしようかなぁ。。。
世の中選択だらけですよね。
わたしは本当に優柔不断なので悩む気持ちも分かりますが、最近は最終自分の納得のいく選択をすればよいと思っています笑
さて、先日紹介した佐賀県の除草剤散布について、結論が出ました!!
▶ドローンでの薬剤散布を断念 佐賀県が正式に表明
先日紹介したときは、賛否両論ありますがお互いの歩み寄りがまず大事なのではないかと述べさせていただきました。
[clink url=”https://drone-girls.com/lets_drone/news/drone_opinion/”]
果たして結果はどうなったのでしょうか!?
10月27日佐賀県のとある検討会議にて、ドローンを活用した薬剤散布を断念すると決まりました。
断念する理由は、ドローンを使った薬剤を均一に散布することが困難だからといいます。
実験は、色を付けた水まきと薄めた除草剤散布による効果確認を行いました。
除草剤の効果はありましたが、色を付けた水まきの散布実験は風の影響により目的とは違う位置への飛散も多かったそうです。
平坦な森林ではなく山林なので地面の起伏や障害物があったり、不安定な気象状況下では均一に散布が難しいとなり上記の理由になりました。
ドローンで除草剤を散布する事業としては、2021年度までの3ヵ年を予定していました。
3年計画が中止になるのは悔しい想いもあると思います。
しかしこの検討会議に参加した有識者の方からは、
「除草剤の量を減らす発想や実証には意義がある」
「林業における下刈りは大きな課題なので今後も取り組んでほしい」
と前向きの意見があったそうです。
もちろん「人体に被害が及ばなくてよかった」といった意見もあるかとは思います。
これらは全て賛否両論です。
この事実を受け入れて、次のステップに進んで林業にも貢献できるドローンの活用方法を編み出していきたいですね。
このままでは、ドローンを活かした事業の1つがなくなりますね。。。
でもわたしはそれでもよいと思います。
ドローンを活用した事業は、林業や産業に限らず運送業やエンタメなど様々あります。
それだけ用途のあるドローンだからこそ、どのように使うかが大事です。
今回のように意図しない位置へ散布されてしまうということは、想定外の範囲へ影響を及ぼすこととなります。
空中を飛ぶドローンだからこそ気を付けるべき点だと思いますが、除草剤に限りません。
例えば小学校のグラウンドにまく石灰も、人手でやるのは大変だからといってドローンを活用した場合どういったことが起こるでしょうか?
同じく風に飛ばされて児童の口に入る可能性もあります。
ドローン事業が発展するとともに、メリットだけでなくデメリットにも目を向けるべきだと思います。