とっても楽しいドローンの世界ですが、同時にいつも意識するべきことはその安全性です。
どんなに素晴らしいテクノロジーも、その安全性が約束されてこそ
健全に普及してゆくものと言えるでしょう。
先日も大阪の関西空港にてドローンらしきものが目撃されて
2度の閉鎖になるという出来事が発生しました、、
▶ドローン攻撃をマイクロ波で撃退 河野大臣が視察(19/11/14)
こちらは防衛装備庁のシンポジウムに河野防衛大臣が訪れた時の動画ですが、
不審なドローンが近づいてきた時にマイクロ波で撃退するという研究開発が行われているそうです。
なかなか物騒なお話ですよね…
また、発見されたドローンが敵なのか味方なのか?を判断するための技術に関しても研究が進められているそうです。
今後良い意味でドローンがたくさん使われてゆくことを考えると
ドローン=全て不審なもの
とみなすわけにはもちろんいきません。
何が必要なもので、何が危険なものなのかを即座に判断するためのシステムが必要となってくるのは当然の流れと言えますよね。
個々のドローンが発している位置情報など、機体に関する情報を取得するそうです。
そしてDJI社でもこのような「ドローン検知」について積極的に取り組んでいる…というのが今回のニュース!
今年はMavic Miniといった小型ドローンの開発や、「ロボマスター」のようなドローン以外の商品も生み出していますが
話題になるのは商品開発だけではありません。
▶誰でも自分のまわりのドローンを検知できるアプリ、DJIが開発中
Wifiを使って自分の周りのドローンの場所や高度だけではなく
現在のスピードや進行方向までも分かるそうです。
つまり、こちらに向かってきているのか?
もしくは離れていくのか?
などの情報も分かるということですね。
確かに何十メートルも離れると機体が近づいてるのか遠ざかっているのかもすぐに分かりにくい場合がありますから
データから分析することで、正確な判断を下せるいうのは大きな安心へとつながります。
そして何より面白いと思うのは、「DJI以外のドローン」も対象としている点です。
先ほど紹介した記事によれば
「周囲1キロに存在する近年製造されたあらゆるドローンを検知できる」
とのこと!
さすがはドローン業界を引っ張る大企業、DJIですね☆
業界全体のことや、他の企業、他のドローンのことなど
全体を考えている印象です。
今後世界中、そして国内を飛行するドローンの数が増え、
人の手足、目や耳となって動くいたり、物を運ぶなどのサービスがより一般的になるために
こういった技術はとても重要なものとなってきますよね。
その時には私たちにとっても「空」が身近な世界になっていることでしょう!