知りたい!!ドローンの学校

無線のプロフェッショナル田中電気が開講したドローンスクール

2017年04月15日

こんにちは!ト「DRONE-JO+」のはぴさやです。
「DRONE-JO+」がドローンスクールへお邪魔してインタビューさせていただく企画!
【教えて!ドローンの学校!!】今回は秋葉原にオフィスを構える
田中電気“秋葉原ドローンスクール”へ取材させていただきました。

私たちが普段使っている携帯電話の通信無線から、災害時の防災無線、トランシーバーやタクシーの無線など、幅広い無線事業を展開し、開業から67年になるという歴史を持つ田中電気。
災害時に鳴る「逃げてください!」という避難勧告だったり、自治体で夕方に流れる「かーらーすーなぜなくの〜」って流れているあの音楽が鳴る防災無線の納入工事も田中電気なんだそう。
ドローンの操縦や、搭載された機器のデータ情報やカメラの画像情報などを伝送するためにも〝電波〟は必要不可欠な存在ですよね。
今回は、数々の事業を手がけてきた田中電気が開講したという、秋葉原ドローンスクールにお話を伺ってきました!


関東デジタルテレビ中継局マップ

学校を作ったきっかけ

放送局の開局当時から、民放5社(日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京)などの中継局の点検をしているという田中電気。
電波塔は山奥にあったりするので毎月険しい山道を登って点検するなど、大変な作業があるんだそうです。
(私たちが普段何気なく見ることのできているテレビや電話も、こうした無線管理をしてくれている方々が働いていてくれるからなんですよね。)
そんな中、とある放送局さんから「ドローンの事業をやってみませんか?」と問い合わせがあり、会社の企業理念である【話に乗る】ことをきっかけに、ドローン事業部が発足されたそうです。

 

日本にここだけの有線ドローン!「PARC」ってなに?!

PARCと呼ばれるこちらの機体は、田中電気が日本で1台だけ所有しているという有線ドローン
全天候型の産業用定点ドローンとなっており、有線なので給電ができればずっと飛んでいることができるんだそうです。
2016年2月から国境警備などに使われていて、現在もアメリカの国境などで監視ロボットとして活躍しているそうなのですが、開発者はなんと女性なんだとか!
あのお掃除ロボットで有名な”Roomba(ルンバ)”を開発した、iRobot社のヘレン・グレーナー氏がベンチャー企業をたちあげたCYPHY WORKS社と米軍と一緒にプロジェクトを進めているそうで、今後もどんなドローン研究が進んでいくのか注目です。
PARCはショールームにも展示されており、スクールで飛行デモを行ったりしているそうなので、機体好きな皆さんはぜひ一目会いに行ってみてくださいね!

GPSを搭載し、122mの高さまで自由に垂直飛行が可能。

秋葉原から徒歩1分&サッカーコート一面分で存分な練習スペース!

JR秋葉原駅から徒歩1分という抜群な立地を生かした秋葉原ドローンスクールは、座学講座ルームと埼玉大学近郊の田中電気グランドを活用した飛行訓練ができる、「JUIDA認定」のドローンスクールです。
スクールは座学2日間・実技2日間で、修了すれば 操縦士と安全運航管理者の2つの技能が認定されます。
ドローンの飛行は国土交通省への申請が必要だったり、人口集中地区を避けなくてはいけませんが、サッカーコート一面分あるというグランドで思いっきり練習ができるというのはとっても気持ちが良さそうー!

中に入ると無線や防犯グッズのショールームになっており、座学スペース、シュミレーション、屋内の練習スペースが揃っています!

事故の映像を見ながらの座学ディスカッション

「基本的な知識と操縦技能を身につけていただくのはもちろんのこと、安全に運行させるために
JUIDAのカリキュラムをもとにテキストを作って指導をしています。
実際ドローンで起きた事故の映像を見てもらって、なぜこの事故が起きたのか、どういう対応をすればよかったのかなど、講師と生徒でディスカッションする時間を設けています。
これまで無線事業で工事関係の仕事をしてきたので、安全の意識を生かしたアドバイスができるのも当校の強みかと思います。」(井出さん)
秋葉原ドローンスクールは、座学2日間、実技2日間の最短4日間で取得することができます。
実技二日間で合格できる方は50%ほどだそうですが、合格できなかった方には別日で無償にて再試験を受けることができ、合格できるまでお付き合いしていただけるそうです。

これからのドローン業界やスクールに期待すること

「放送局関係にコネクションが多いので、映像制作を目指して来校される方々に空撮のお仕事などでつなげられればと思っています。
2020年にはオリンピックがあり、デリバリードローンなども注目されていますが〝制御〟というところで無線は重要なポイントになってくるので、貢献していきたいですね。
特にPARCのような有線ドローンは、無線のドローンとはまた別なところで活躍していくと思います。
点検をしようと思っても1回のフライトで20分前後しか飛べない中で、安定して飛べる方法なので時間の面を解決できることや、プロポを使わずパソコンで動く飛行ロボットなので、カメラの操作に注力できるんです。
もちろんパイロットの資格は必要になるので、資格を取って、警察や消防などの公共機関に対してもどんどん活躍していってほしいです。」(東田さん)


左から、ドローン事業部 井出さん、取締役事業部長 東田さん、ドローン事業部の藤井さん、木内さん。田中電気のマスコットキャラクター津田エルノちゃん(〜つたえるの〜)

〝初めての方、事業をやりたい方、どなたでも答えていきたい〟と東田さん。
新しいドローンスクールがどんどん増えていっていますが、自分たちの強みを強化しながら、新しいことへも柔軟にチャレンジしていく姿勢が皆さんかっこよかったです。
田中電気だからこそ実現できるドローンの世界が見れるのを、これからも楽しみにしています!!

田中電気〜秋葉原ドローンスクール〜

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